スティーヴン・キング原作『ペット・セメタリー』再映画化、ついに決定か

米モダンホラー小説の巨匠スティーヴン・キング原作の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が今月3日に日本でも公開されるが、米パラマウント・ピクチャーズがキング原作の1989年のヒット映画『ペット・セメタリー』の再映画化を進めているという。
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2013年にも持ち上がった『ペット・セメタリー』再映画化。当時は映画『28週後...』(08)のフアン・カルロス・フレスナディージョ監督が交渉に入っていると伝えられたが、実現するに至らなかった。Deadlineによると、今回の新バージョンの監督を務めるのは、日本劇場未公開のオムニバス・ホラー映画『ホリデイズ』(16)で、タイトル『バレンタインデー』を監督したケヴィン・コルシュとデニス・ヴィドマイヤーとのことだ。
キャストやあらすじなどの詳細は不明。1983年に発表された原作は米メイン州の田舎町を舞台に、いわくつきのペット霊園の近くに家族とともに越して来たルイス・クリードが、交通事故死した息子の遺体をそのペット霊園に埋めたことで、踏み込んではいけない世界に入っていくさまを描く。
1992年には映画『ターミネーター2』の俳優エドワード・ファーロング主演で、『ペット・セメタリー2』が公開されたが、同作は興行的には振るわなかった。