ジョージ・クルーニー、『キャッチ=22』で『ER』以来のTVドラマ出演

日本でも人気を博した海外ドラマ『ER 緊急救命室』のダグラス・ロス医師役でブレイクし、今やハリウッドの重鎮となったジョージ・クルーニーが、『ER 緊急救命室』以来、約20年ぶりにテレビドラマシリーズに復帰することがわかった。米作家ジョセフ・ヘラー著『キャッチ=22』を基にしたミニシリーズに出演するという。
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Varietyによると、ドラマは6話構成のミニシリーズとなり、パラマウントTVとアノニマス・コンテントが製作する。現在放送局は未定で、激しい争奪戦が繰り広げられることが見込まれる。ジョージは監督も務める予定とのことだ。
へラーが1961年に発表した『キャッチ=22』(原題:『Catch-22』)は、第二次世界大戦中のイタリアが舞台。米空軍の爆撃手であるジョン・ヨッサリアン大尉が、不条理な軍規に阻まれてジレンマに陥るさまを通して戦争の狂気や理不尽さを描く。
ジョージはヨッサリアンの上官カスカート大佐を演じる予定。ジョージの製作パートナーであるグラント・ヘスロヴも監督を務めるという。2人は製作総指揮にも名を連ねる。脚本は『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のルーク・デイヴィスと、ブラッド・ピット主演のNetflixオリジナル作品『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』のデヴィッド・ミショッドが執筆する。他のキャストは不明。2018年前半での撮影を目指しているとのことだ。
『キャッチ=22』は1970年にマイク・ニコルズ監督で映画化(邦題『キャッチ22』)されており、アラン・アーキンやマーティン・バルサム、オーソン・ウェルズらが出演した。