『ザ・レイド』ギャレス・エヴァンス監督、現代ロンドンが舞台のギャングドラマ制作へ

インドネシア発のバイオレンスアクション『ザ・レイド』シリーズの監督ギャレス・エヴァンスが、ロンドンがベースのパルス・フィルムズのもとでギャング抗争ドラマを手がけるとDeadlineが伝えた。米シネマックスと英スカイ・アトランティックと共同で、現代のロンドンが物語の舞台となる。
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現在、仮タイトル『Gangs of London』で企画が進行しているこのドラマは、エヴァンス監督原案によるもので、現代のロンドンが舞台。ある犯罪組織のボスが暗殺されたのをきっかけに、複数の国際的ギャング組織の間で勃発する抗争を描くという。
2006年に発売されたプレイステーション用の同名ゲーム『Gangs of London』がロンドンのギャング抗争を主題にしているが、Deadlineいわく、今回のドラマとは無関係とのこと。パルス・フィルムズは偶然にも過去に、映画『TOWER タワー』(未・12)の監督ミンハジ・フーダで同ゲームの映画化を企画していたことがあるそうだ。
高い予算が用意されるとのことだが、話数やキャストなどの詳細は不明。2019年の放送を目指している。エヴァンス監督はメガホンをとると共に、『ザ・レイド』シリーズの撮影マット・フラネリーらと脚本を共同執筆する。
エヴァンス監督は「長きにわたるストーリーを手がけ、ロンドンの街で交錯する国際犯罪という多文化社会を掘り下げていくことは、スリリングな体験になっています」と語り、映画の世界のようなドラマを届けることを約束している。