小田和正、『坂道のアポロン』主題歌を書き下ろし 予告編&ポスターも公開

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知念侑李の単独初主演を務め、中川大志、小松菜奈との共演により実写映画化される『坂道のアポロン』の主題歌が、小田和正の書き下ろし楽曲『坂道を上って』に決定した。また、楽曲が流れる予告編映像とポスタービジュアルも解禁された。
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本作は、漫画家・小玉ユキによる原作を基に、音楽をテーマにした人間模様を描く青春群像劇。10年前の夏、転校先の高校で誰もが恐れる不良・千太郎(中川)と運命的な出会いを果たした主人公・薫(知念)。2人は音楽でつながり、ピアノとドラムでセッションをしながら、千太郎の幼なじみ・律子(小松)と高校生活を過ごしていた。しかし、千太郎に想いを寄せる律子に恋心を抱いた薫は、切ない三角関係の間で揺れることになる。
主題歌を提供した小田は、本作の世界観にふれ「ボクの高校も海を見下ろす高台にあったので、やはり坂道を上って通っていました。中学高校と6年間。で、この曲を書きながらその頃のあれこれを思い出すことになりました」と回想。作品について「素晴らしく、特に演奏の場面はスタッフの音楽に拘る気持ちが伝わって驚くほどの仕上がりでした」とコメントを寄せた。
解禁された予告編映像は、千太郎と薫が運命的に出会う場面や、ピアノとドラムを猛特訓したという2人のセッションシーンを収録。映像後半には小田による主題歌が流れ、彼らが過ごした熱く切ない青春の日々が映し出されている。
公式サイトで公開されたポスタービジュアルには、楽しそうに音楽に打ち込む様子や、2人を見守るかのような律子、そして悲しげな表情を浮かべながら千太郎を抱きかかえる薫の姿が見られる。さらに、共演のディーン・フジオカや真野恵里菜、中村梅雀の姿も映し出されている。
映画『坂道のアポロン』は2018年3月10日より全国公開。