岡田准一、中島哲也監督新作に主演 共演に黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡

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岡田准一が、中島哲也監督5年ぶりの新作映画『来る』で主演を務めることが発表された。共演には黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡という豪華俳優陣が顔をそろえる。
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映画『来る』は、第22回日本ホラー大賞で大賞を受賞した澤村伊智による小説『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)を実写映画化。原作小説は“得体のしれない脅威”が忍び寄る、王道の恐ろしさを持ちながらも、「今まで正義だと思っていた人間が、角度を変えてみたときに全くの別人に変わる」という“人間の怖さ”を持ち合わせ、その二つが見事にリンクした二重の恐ろしさを持つ作品として高い評価を受けた。中島監督は1年以上を費やし脚本を執筆、劇団「ハイバイ」を主宰する劇作家・岩井秀人も共同脚本に加わり、脚本を練り上げた。企画・プロデュースを『告白』でも中島監督とタッグを組んだ川村元気が務める。中島監督は『渇き。』以来5年ぶりの新作となる。
初めての中島作品出演となる岡田は、「初めて中島哲也監督とお仕事させていただくことを光栄に思っております。同世代の妻夫木聡さん、初めてご一緒させていただく松たか子さん、小松菜奈さん、何度かご一緒させていただいている黒木華さん。皆様と中島監督の世界でお芝居ができることを今から楽しみにしております」とコメント。
同じく中島組初参加となる黒木は「今回の香奈という役は、自分にとって大変大きく今までにない挑戦になります。難しい所もあると思いますが、監督と、共演の方々と共に、自分に無いものと在るものも含めて、最大限に楽しめればと思います」と話している。
中島監督の映画『渇き。』で映画デビューを果たした小松は、「再び中島監督とお仕事出来ることは嬉しさと怖さがあるのは正直な気持ちです」と話し、『告白』で主演を務めた松は「中島監督に再び声をかけていただき、嬉しい気持ちと、何をどうすればいいのかわからない思いの両方で胸がいっぱいです。でも、魅力的な出演者の皆さんとご一緒できることを、本当に楽しみにしています」とコメントを寄せた。
また、本作で3度目の中島作品出演となる妻夫木は「中島監督がみせるホラーとはどういうものか、僕自身とてもワクワクした気持ちでいます」と意気込みを見せている。
映画『来る』は2019年全国公開。