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黒沢清、日本・ウズベキスタン合作の新作映画で「夢が叶った」

映画

新作『世界の果てまで(仮)』の製作が決まった黒沢清監督
新作『世界の果てまで(仮)』の製作が決まった黒沢清監督

 黒沢清監督がメガホンをとる新作映画『世界の果てまで(仮)』が、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、及び日本人が建設に関わったナボイ劇場完成70周年を記念して、両国によって共同製作されることが発表された。黒沢監督は「いくつかの夢が同時に叶ったような思いです」と並々ならぬ思い入れを語っている。

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 国際的な評価も高い黒沢監督がオリジナル脚本で挑む新作は、日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材でウズベキスタンを訪れた女性タレントが、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって成長していく姿を描く人間ドラマ。撮影は駐日ウズベキスタン大使館、ウズベキスタン政府国家観光発展委員会、国営映画会社ウズベクキノなどの全面協力の下、ウズベキスタンでのオールロケーションが敢行される。

 昔からウズベキスタンをはじめとした中央アジアの国々や文化に興味を持っていたという黒沢監督は「かつての世界の中心“ティムール帝国”、この響きに私は昔から強く魅了されていました。今まさにその場所ウズベキスタンにいます。きっと、これまでのどれにも似ていない映画になるでしょう。いくつかの夢が同時に叶ったような思いです」と念願の企画への意気込みを語っている。

 また黒沢監督は「シルクロードのど真ん中に何の予備知識も持たない一人の若い日本人女性を放り込んでみました。押し寄せる異文化を警戒し、拒絶し続ける彼女は、果たしてこの国を理解することができるのでしょうか。また、この国の人たちも、そんな彼女を一人の人間として認めてくれるのでしょうか。今回の映画が扱うテーマはそれです」と作品の意図についてもコメント。

 映画『世界の果てまで(仮)』は、4月~5月に現地での撮影が行われ、劇場公開は2019年を予定している。

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