乃木坂46・生駒里奈の卒業ライブ、最後の言葉は「楽しかったです!」

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乃木坂46の生駒里奈の卒業公演となる「生駒里奈 卒業コンサート」が22日、東京・日本武道館で行われた。チケットの当選倍率は約30倍となったプレミアチケットを手に入れた1万2000人の観客を前に全25曲を披露。生駒は最後に「楽しかったです! お疲れ様でした!」と言葉を残してステージを後にした。
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乃木坂46が日本武道館で単独ライブを行うのは今回で4回目。満員となった会場は、生駒のイメージカラーである青と紫色のサイリウムで染め上げられ、1曲目は『乃木坂の詩』でスタート。生駒がセンターを務めた『おいでシャンプー』、『太陽ノック』と続き、ソロ曲『水玉模様』と立て続けに披露した。
『水玉模様』を披露した後のMCで生駒は「最後まで私はこんな感じかぁ。やっぱりうまくなくて」と自身の歌について自虐的なコメントくをし、会場は笑いに包まれる。
その後は、3期生が披露した『トキトキメキメキ』、『スカウトマン』と続く。『Against』を彼女のソロダンスに続いて聞かせた後は、最新シングル曲『シンクロニシティ』を初披露した。
MCではメンバーから生駒へのメッセージを。松村沙友理は「自分がボケたときにツッコむ人がいなくなると寂しい」と涙ぐみ、高山一実は「長生きしてほしい」と笑わせる。
2014年から2015年にかけて、乃木坂46とAKB48を兼任していた生駒は、AKB48の楽曲も披露。3期生と『初日』、生駒と同じ秋田県出身で2期生の鈴木絢音と『でもでもの涙』、2期生と『心のプラカード』をパフォーマンスした。
続いては、生駒と生田絵梨花、星野みなみの通称「生生星(いくいぼし)」のMC。思い出話に花を咲かせた後に、3人で『ここじゃないどこか』『満月が消えた』を歌唱した。この3人に秋元真夏、齋藤飛鳥、堀未央奈が加わり、『あらかじめ語られるロマンス』を、西野七瀬、若月佑美、桜井玲香、斉藤優里、井上小百合らと『無口なライオン』を歌唱した。
その後もMCを挟んで『指望遠鏡』、アニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』の主題歌だった『月の大きさ』と続くが、ここで生駒にサプライズで同アニメの声優と務める竹内順子と、原作者の岸本斉史からメッセージが届くと、それまで終始笑顔だった生駒は思わず涙を流し、「ここで泣くつもりなかったけど、ナルトは泣いちゃうよ」と会場を笑わせた。
続く『ハウス!』で会場のボルテージが最高潮に達した後、生田がステージ上へ用意されたピアノの元へ。生田のピアノ伴奏で、『君の名は希望』、『悲しみの忘れ方』を披露した。