TOKIO・山口達也が涙の謝罪会見「謝っても謝りきれない」

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強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也が26日、記者会見を開き、涙ながらに謝罪した。所属するジャニーズ事務所から無期限謹慎の処分が下ったことのほか、会見では山口が入院していたことが明らかになった。
山口達也の謝罪会見 松岡昌宏が事前に宮根誠司に頼んだこととは…
25日午後、山口が強制わいせつ容疑で書類送検されたことをマスコミ各社が報道。送検容疑は、今年2月中旬に10代の女子高校生を自宅マンションに呼び、無理やりキスをするなどしたとしている。被害者との和解は成立しているとのことだ。
会見場に神妙な面持ちで入ってきた山口は、冒頭で30秒近く頭を下げた。今年1月ごろから、肝臓の数値の問題で入院していたという山口。医師の許可をもらい退院した当日のうちに酒を飲んで酩酊状態となり、被害者の女性を電話で呼び出したという。
会見冒頭では、顧問弁護士が被害者女性の両親のコメントを読み上げた。「山口は娘の心の傷に向き合いながら、これからを考えていただき、また娘についてもそっとしてもらいたい」といった言葉に、山口は号泣。被害者に対しては「言葉にならない。本当に申し訳ありません」などと語った。
また、TOKIOメンバーに対しては「城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也と23年間同じ方向を向いて走ってまいりました」「今回、私のこういう身勝手な件で、彼らがどれぐらい辛い思いをしているのか、どういう思いで今彼らが過ごしているのかっていうのを考えると、どうしていいかわからないです」「彼らを信じて、もし待ってくれている場所が、私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたらなぁと。本当にすみません」などと語った。
ファンに対しては「本当なら子どもたちの手本になれるような人間になるべきでしたが」「気が緩んだと言うか、私1人だけの仕事ではないということが欠けていた。本当にすみません」「謝っても謝りきれない」と頭を下げた。
謹慎処分後について聞かれると「私が決めることではないので。被害者やご友人、ご家族の心が穏やかになって、今回の件の以前のような生活ができることを願いつつ、毎日反省する時間を過ごしたいと思います」とも語っていた。