宇多田ヒカル書き下ろし『ペンギン・ハイウェイ』主題歌入り予告到着
『夜は短し歩けよ乙女』などで知られる森見登美彦原作のアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』から、歌手の宇多田ヒカルが書き下ろした主題歌が入った最新予告編が解禁された。宇多田は2012年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』以来、6年ぶりにアニメーション映画の主題歌を担当する。
【写真】映画『ペンギン・ハイウェイ』ビジュアル&主題歌を担当した宇多田ヒカル
本作は、気鋭のアニメーションスタジオ、スタジオコロリドの第1回長編作品。少し生意気な小学校4年生のアオヤマ君が、郊外の街に突如現れたペンギンを巡って体験する“すこし不思議”な現象を描くフェンタジー作品。主人公のアオヤマ君の声をアニメーション声優初挑戦となる北香那が担当し、ミステリアスな歯科助手のお姉さん役を蒼井優が務める。
今回、宇多田が本作のために書き下ろした楽曲は『Good Night』。切ないメロディと、シンプルながら詩情に溢れた歌詞が胸に迫る、ミディアムテンポのナンバーだ。
この楽曲について北は「歌詞の中に、どこかアオヤマくんを連想させるような部分も出てくるので、映画とのコラボレーションに今からワクワクしています」と期待感を言葉にすると、蒼井は「ノスタルジックだけど、明日に繋がって行く歌です。早くこの歌を皆さんと共有したいです」と映画の公開が待ちきれない様子。本作でメガホンをとる石田祐康監督は「広大な空間に宇多田さんの歌声は波となってどこまでも響き渡ります。その温かさと力強さ。この作品のために見事に歌い上げていただき、本当にありがとうございました!」と感謝を述べた。
また主題歌の発表と合わせて、最新の予告編が解禁。どこか郷愁を誘う郊外の風景の中で、主人公たちが遭遇する不思議な現象と、ミステリアスなストーリー展開を宇多田の楽曲が盛り上げる構成に仕上がっている。
映画『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日より全国公開。