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是枝裕和監督『万引き家族』がカンヌ映画祭でパルムドールを受賞

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喜びの表情を見せる是枝裕和監督
喜びの表情を見せる是枝裕和監督(C)2018『万引き家族』 製作委員会

 第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が、日本時間5月20日(現地時間5月19日)に行われ、是枝裕和監督のコンペティション部門正式出品作品『万引き家族』が最高賞のパルムドールを受賞した。

【写真】喜びの表情を見せる是枝裕和監督

 カンヌ国際映画祭で日本人監督がパルムドールを受賞するのは、1997年の第50回カンヌ国際映画祭で今村昌平監督『うなぎ』が受賞して以来21年ぶり。カンヌのコンペにて日本映画が受賞するのは是枝監督の『そして父になる』以来5年ぶりとなる。

 是枝監督は壇上で「さすがに足が震えています」と感動の気持ちを表し、「この場にいられることが本当に幸せです。そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画がつなぐ力を持つのではないかという希望を感じます。今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います。ありがとうございます。」とスピーチした。

 映画『万引き家族』は6月8日より全国公開。

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