パリス・ジャクソン、馬へのムチに不快感…ディオールのショーを即退座

マイケル・ジャクソンの娘でモデル・女優として活躍するパリス・ジャクソン。5月25日(現地時間)にパリで開催されたディオールのファッションショーに出席したものの、冒頭に登場した馬の扱いに不快感を示し、ショーを見ずに会場を後にしたことが明らかになった。馬をムチで打つ行為を「支持しない」という。E!NewsやNew York Timesなどの海外メディアが報じた。
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女性モデルが馬に乗って登場する演出だった今回のディオールのショー。しかし動物愛護家として知られるパリスは、馬にムチが使われたことを心地よく思わなかったらしく、早々に会場を去った。その様子をNew York Timesなどは「激怒して飛びだしていった」と表現した。
パリスはこういった報道には反論している。自身のツイッターで「はっきりさせるために言うけど、私はショーを“飛びだして”なんかいない。騒ぎを起こさないように、静かに立ち上がって歩き去ったわ。私は動物が焼き印を押されて、むち打たれることを支持しない。ファッション界を敵に回す気はまったくない。でも私は自分らしさを貫くわ」とコメントしている。
情報筋もパリスの主張をサポートし、E!Newsに対してパリスは「飛びだしていない」と証言。「彼女は動物の扱われ方を心地よく思わなかった」とし、パリスが同ブランドのコレクションを気に入っているものの、動物のことになると非常に繊細になると語っている。
パリスはディオールの演出に驚いて心を傷めたという。「ハイエンドブランドが近い将来、ファーの使用をやめて動物虐待に反対してくれると信じている」と続けてツイートし、「もうそのような傾向が表れている」と、ファッション界を擁護した。