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芥川賞作家・中村文則デビュー作『銃』、村上虹郎主演で映画化

映画

映画『銃』より
映画『銃』より(C)吉本興業

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奥山和由

 俳優の村上虹郎が、小説家・中村文則のデビュー作を映像化した映画『銃』で主演を務めることが発表された。ヒロインに広瀬アリスを迎える。

【写真】『銃』フォトギャラリー

 本作は、『去年の冬、きみと別れ』『教団X』などで知られ、『土の中の子供』で芥川賞を受賞した中村文則のデビュー作を映画化したフィルムノワール。河原で偶然、銃を拾った大学生の西川トオルを主人公に、彼が銃に魅了され、次第に精神を追い詰められていく姿を緊張感あふれる映像で描いていく。

 主人公・トオルを村上が演じ、ヒロインの大学生・ヨシカワユウコに広瀬、トオルを追う刑事にリリー・フランキーが扮するほか、日南響子、新垣里沙、岡山天音がキャストに名を連ねる。メガホンをとったのは、『百円の恋』『リングサイド・ストーリー』の武正晴監督。

 主演を務めた村上は「監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた“私”役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました」とコメント。広瀬は自身の役柄について「作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在でした」と解説。さらに「撮影の時は村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました」と現場でのエピソードを明かした。

 企画・製作を務めた奥山和由は「『いつかギラギラする日』『GONIN』から20年以上たち、やっと自分の分身と言える映画をプロデュースできました。村上虹郎はまさに100年に一人の天才」と主演の村上を絶賛。武監督は「原作者の中村さんと初めてお会いした時に『銃』を書いた青春時代についてお話ししてくれた。僕はこの映画を青春映画にしようと決意し、中村さんが『銃』を書いた西高島平を撮影場所と決め込んだ」と語っている。

 原作者の中村もコメントを発表し、「拝見した時、『物凄い映画を観た』と思いました」と感想を伝え、「村上さんは完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました」とメッセージを寄せている。

 映画『銃』は、今秋全国公開。

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