「それは、我が銀河系の…」M・ハミル、“クマ役”のアテレコ映像解禁

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6月23日に公開を控える映画『ブリグズビー・ベア』から、マーク・ハミルによる“ブリグズビー・ベア”吹き替えシーンを切り取った映像と、主人公を演じるカイル・ムーニーとデイヴ・マッカリー監督のインタビュー映像が解禁された。
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本作は、アメリカの人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で活躍中のコメディユニット「GOOD NEIGHBOR」のマッカリーが監督を務め、同メンバーのムーニーが脚本と主演を務めるハートウォーミングストーリー。
外界から遮断されたシェルターで25年間、偽の両親が作った教育番組『ブリグズビー・ベア』から得た知識だけで育った青年・ジェームズ(ムーニー)を主人公に、彼が本物の両親と再会し、初めて“外の世界”に触れる姿を描きながら、素直で純粋な彼が、周囲の人々と『ブリグズビー・ベア』新作製作に情熱を注ぐ様子を心温まる筆致で描いていく。ハミルはジェームズを誘拐し25年間育てた偽親・テッドを演じる。
今回解禁された映像では、主人公ジェームスが新たに仲間たちと製作する“ブリグズビー・ベア”のために、ハミル扮するテッドが「それは、我が銀河系の苦難の時代…」と、“ブリグズビー・ベア”役として吹き替えるシーンや、「夢や想像力で厳しい現実から自由になれる。お前のその力は決して誰にも奪えない」など、父親としてジェームスに優しく語りかけるシーンを公開。
映像では、共同で脚本を執筆している主人公ジェームス役のムーニーが、ハミルをジェームスの偽親テッドに起用した理由について、「(テッドは“ブリグズビー・ベア”の声も演じ分ける必要があるので)まず、クマの高い声を出来る人が欲しかった」と明かしている。さらに、「マークといえば、(『スター・ウォーズ』の)ルークを思い出す人が多いと思うけど、今回は面白くてクールな変人役をやってもらった」とハミル起用への思いをコメント。マッカリー監督は「彼を知っている人は、彼が優しくて愛に満ちた人だけど、風変わりで奇抜な人なのも知ってる」と、マーク自身の人柄と役柄とのリンクがとても重要だったことに言及している。
映画『ブリグズビー・ベア』は6月23日より全国公開。