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今夜『ハゲタカ』、ダークヒーロー・綾野剛が日本経済に宣戦布告

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『ハゲタカ』第1話場面写真
『ハゲタカ』第1話場面写真(C)テレビ朝日

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 俳優の綾野剛が主演を務めるドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)が今夜スタート。第1話では、綾野演じる外資系投資ファンドの代表・鷲津政彦と銀行のバルクセールでの緊迫したやり取りが描かれる。

【写真】『ハゲタカ』第1話場面写真ギャラリー

 原作は2004年に真山仁が発表した同名小説。バブル崩壊後、危機に陥った日本の金融業界と、外資系投資ファンドを率いる伝説の“企業買収者”鷲津政彦の物語。企業買収者である彼が“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも、不良債権を抱えた大銀行や、経営不振の名門企業へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく姿を鮮烈に、そして痛快に描く。

 時は1997年。バブル崩壊後、末期的な危機に陥った日本の金融業界、銀行もまた膨大な不良債権を抱え、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされていた。そんな中、大手銀行のひとつである三葉銀行は、回収困難な不良債権を投資会社に一括でまとめ売りする“バルクセール”を実施する。

 日本初となるこの試みを担うこととなった三葉銀行・資産流動化開発室の室長・芝野健夫(渡部篤郎)は、その席で外資系投資ファンド『ホライズンジャパン・パートナーズ』の代表・鷲津政彦と対面。簿価総額は723億6458万円。芝野は「最低でも300億円で買い取ってほしい」と申し出るも、鷲津は「誠心誠意、丁寧な査定をさせていただきます」と返すに留め、その態度に芝野は一抹の不安を抱くのであった。

 芝野を除く三葉銀行の面々は、査定に向け想定以上の手応えを感じている様子。しかし4週間後に迎えた回答期日、芝野たちは鷲津から衝撃の評価額を提示されてしまう。外資の“ハゲタカ”に丸め込まれたことに憤慨した三葉銀行常務取締役の飯島亮介(小林薫)は、第2回目のバルクセールを自らが仕切ると名乗り出る。「三葉のためだけに働け」と強いる飯島に、芝野は一体どう出るのか。

 一方鷲津は、バルクセールで手中に収めた債務者から怒号を浴びせられていた。たまたまその場に居合わせた、『東京クラウンセンチュリーホテル』のフロントマネージャー・松平貴子(沢尻エリカ)は、その様子を目にし…。

 ドラマ『ハゲタカ』は、テレビ朝日系にて7月19日より毎週木曜21時放送(初回15分拡大)。

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