ティモシー・シャラメ、『デューン/砂の惑星』リブート版で主演か
映画『メッセージ』の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンを取るSF映画『デューン/砂の惑星』リブート版で、『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた俳優ティモシー・シャラメが、出演交渉の最終段階に入っているという。 Deadlineが報じた。
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米レジェンダリー・エンターテイメントが2016年に映画&テレビ化権を獲得。映画『ジュラシック・ワールド』のトーマス・タルや、『レヴェナント:蘇えりし者』のメアリー・ペアレントなどが製作に名を連ねる。2019年前半の撮影を目指して、企画を進めているとのことだ。
1984年にデヴィッド・リンチ監督、カイル・マクラクラン主演で映画化された『デューン/砂の惑星』は、フランク・ハーバートの小説が原作。ティモシーは出演が決まれば、カイルが演じた主人公のポール・アトレイデスを演じる予定。
同原作は2000年と2003年にも全6話のテレビ・ミニシリーズが作られ、アレック・ニューマンがポールを演じ、ウィリアム・ハートやスーザン・サランドン、ジェームズ・マカヴォイらが出演した。
6作品で構成される原作『デューン』シリーズは、「デューン」の通称を持つ砂漠の惑星アラキスで巻き起こる覇権争いや革命、混沌などを描く。ポールは不老不死の薬物メランジを生産する惑星アラキスを与えられた公爵家の息子で、アラキスの統治をめぐり公爵の敵ハルコネン男爵率いる軍と戦うことになる。