次なる『嘘愛』候補決定! 映画企画コンペの1次審査通過タイトルが明らかに

長澤まさみと高橋一生の共演で話題を集めた『嘘を愛する女』や、池田エライザ主演でオダギリジョーや伊藤健太郎が脇を固めた『ルームロンダリング』を生み出した映画企画コンペティション「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」の今年度の1次審査通過企画が決定し、23名の通過企画タイトルと応募者名が発表された。
【写真】長澤まさみ&高橋一生共演『嘘を愛する女』フォトギャラリー
同コンペは、映像・出版・音楽の企画製作等のエンタテインメント事業を展開するカルチュア・エンタテインメントとTSUTAYAが主催するもので、映像クリエイターと作品企画の発掘を目的に、2015年に第1回を開催した。これまでに選出された2作品が全国公開されているほか、9作品がそれぞれ映画化に向けて動いている。
第4回目の開催となる今年度は、昨年の2.5倍におよぶ670企画もの応募が寄せられた。映像業界者以外の応募も増え、最年少は13歳から最高齢70歳までの幅広い年齢層の応募があったという。今後、第1次通過者は9月下旬に開催される2次審査を経て、2次審査を通過した企画が11月15日の最終審査会でのプレゼンテーションの場に進む。そして、最終的に受賞作3作品が決定される。
1次審査通過企画は以下の通り。(応募者名50音順)※敬称略
『家事の王国(仮)』 新井 真佑/会社員(住宅設備メーカー)
『遠見岬カッコーズ(仮)』 一ノ瀬 晶/自営業・経営者
『妊娠してる場合じゃないの!(仮)』 大川 五月/演出/脚本家/編集
『throwback(仮)』 奥野 俊作/CM ディレクター
『赤い観覧車(仮)』 加藤 綾佳/自営業・経営者
『セーブ・ザ・クリミナル(仮)』 鎌田 哲郎/会社員(映像関連)
『空洞(仮)』 上村 奈帆/脚本家・映画監督
『HIKESHI(仮)』 木下 遊貴/会社員(映像関連)
『アフターラヴァー(仮)』 久間木 達朗/会社員(映像関連)
『Over the Wind(仮)』 齋藤 栄美/映画監督
『オカン、入院ス(仮)』 佐藤 久行/映像エディター
『Mirror Mirror(仮)』 塩田 悠地/映像ディレクター
『神無月(仮)』 竹林 亮/映像ディレクター
『冬牡丹と人魚(仮)』 谷本 佳織/会社員(映像関連)
『また会う日まで(仮)』 辻野 正樹/脚本家・映画監督・ヘルパー
『赤い鳩(仮)』 中川 和博/助監督
『素晴らしき人生(仮)』 藤原 知之/会社員(映像関連)
『先生、私の隣に座って頂けませんか?(仮)』 堀江 貴大/脚本家・映画監督
『美男村役場ホスト課(仮)』 松田 圭太/自営業・経営者
『あした、沖縄そばを食べよう(仮)』 宮平 貴子/自営業・経営者
『ワンダーランド(仮)』 山口 健人/会社員(映像関連)
『ウチラ歌舞伎(仮)』 山口 仁志/会社員(映像関連)
『半ヲタ!(仮)』 米村 唯/会社員
また、同コンペの2015年第1回グランプリ受賞作『嘘を愛する女』は、今年1月の劇場公開初週には全国動員ランキング初登場2位(興行通信社調べ)を記録。現在は、DVDレンタル&発売中(発売・セル販売元:東宝株式会社、レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ)で、TSUTAYAにて同作のオススメポイントを指定のハッシュタグつけてツイートすると抽選でTポイントが当たる「PR大使になってください」キャンペーンを実施している。
一方、同年に準グランプリを獲得した現在劇場公開中の『ルームロンダリング』は、カナダ・モントリオールにて7月12日から8月2日まで開催される、第22回ファンタジア国際映画祭にて上映されることが正式決定された。同映画祭のプログラマーは「ユーモアのセンス、ちょっと風変わりな感じがとても気に入っていている」と語り、観客にウケること間違いなしと、本作を高く評価している。