映画好きなら分かるはず!? 筋肉クイズ:このマッチョは誰でしょう?

関連 :
夏真っ盛り、あまりの暑さに脱ぎたくなる日々が続くが、いざ脱いだときそこに筋肉がついているかついていないかで周囲の評価は大きく変わる。厳しいトレーニング、つらい食事制限、数多ある誘惑回避のモチベーションとなるハリウッドスターたちの肉体美を、登場する映画とともに紹介しよう。
【写真】筋肉映画クイズ:このマッチョは誰でしょう?
アジア人なら、見事な筋肉美としてまず浮かぶのがブルース・リー。1973年の『燃えよドラゴン』などで披露した激しいアクションと鋼のような肉体はもはや伝説。この肉体は西洋人から観ても憧れのようで、先日サッカー日本代表の長友佑都が自身のインスタグラムで仕上がった身体を披露した際は、多くの称賛コメントとともに多数の言語で「まるでブルース・リーみたい!」という言葉が並んだ。
そのブルース・リーに憧れる少年を主人公にした1986年の映画『シンデレラ・ボーイ』は、原題の『No Retreat,No Surrender(退却も降参もしない)』が示すとおり、青春スポ根ファンタジーの中で激しい空手バトルが観られる作品。ブルース・リーの幽霊(!)との特訓も注目ポイントだが、アクションスターとしてブレイクする前のジャン=クロード・ヴァン・ダムが悪役として出演。まだ20代前半の彼が、見事に仕上がった肉体を披露している。
現代の“スパルタ教育”の語源となった軍事教育制度を持ち、古代ギリシア軍の主力を担っていた都市国家スパルタ。ペルシアの大軍をわずか数百の軍勢で迎え撃った紀元前480年の「テルモピュライの戦い」を描いた2007年の映画『300<スリーハンドレッド>』は、まさに筋肉の宝庫。CGを多用した作品のため、主演のジェラルド・バトラーはじめ「兵士たちの腹筋もCGでは?」とも噂されたが、女戦士を演じたエヴァ・グリーンが「全部本物よ!」とインタビューで証言。同じく製作陣も「CG制作費を削るため、鍛えるよう指導したんだ」とユーモラスに返したという逸話が残っている。
ほかにも『コマンドー』のアーノルド・シュワルツェネッガー、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』のクリス・エヴァンス、『X‐MEN:フューチャー&パスト』のヒュー・ジャックマン、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、『ランボー/怒りの脱出』のシルヴェスター・スタローン、『トランスポーター3 アンリミテッド』ジェイソン・ステイサムらガチ肉体派から、『ファイト・クラブ』のブラッド・ピット、『ALI アリ』のウィル・スミス、『スパイダーマン』のトビー・マグワイアなど役に合わせた肉体造形まで。
マッスルの形容詞“マスカル”は「男らしい」という意味になるが、ジェンダー関係なく映画を観てパンプアップに励んでみてはいかが?