『シェイムレス』、ギャラガー家の“大黒柱”フィオナ役E・ロッサムが降板

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イギリスの同名ヒットドラマをアメリカでリブートした『シェイムレス 俺たちに恥はない』。米Showtime局で2011年に放送が始まって以来、ギャラガー家の長女フィオナを演じてきた女優のエミー・ロッサムが、シーズン9で降板することを発表した。
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貧しいながらもたくましく生きていくハチャメチャ家族、ギャラガー家の日常を描く『シェイムレス』。飲んだくれでドラッグ大好きの父親失格の親父フランクに代わり、フィオナはギャラガー家の“大黒柱”として、4人の弟と1人の妹をまとめる中心人物だった。
エミーは自身のFacebookに、長年同じドラマに出演することで得られる「安定や、この家族が私を育て、自分の殻を破って創造性を伸ばすことができるほどの安心感を与えてくれた」と綴り、製作陣とキャストに謝意を表した。そして、プロの域に達するのに要する時間と言われる1万時間に到達したとして、「私がいなくても続いていくわ。ギャラガー家には伝えるべき物語がたくさんあるもの。私の家族をずっと応援していく。私が去ったとは思わないで。1ブロック先に引っ越したと思っていて」と、『シェイムレス』ファミリーとファンに別れを告げた。
エミーは2016年、シーズン8の前に、同じく主役級のフランクを演じる俳優ウィリアム・H・メイシーとギャラ格差があるとして、過去の差を埋め合わせるために同等以上のギャラを要求したと報じられた。今回の降板理由にギャラの問題があるかは不明だ。
エミーが出演する最後のシーズンとなるシーズン9は、Showtime局で放送中。3週間後には記念すべき100話を迎える。