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戦車に乗り込み、撃破を体感!『ガールズ&パンツァー 総集編』究極の4DX上映に圧倒

アニメ

『ガールズ&パンツァー総集編』究極の4DX上映に圧倒!
『ガールズ&パンツァー総集編』究極の4DX上映に圧倒!(C)GIRLS und PANZER Projekt

 華道や茶道と並び、戦車を使った武道の「戦車道」が大和撫子のたしなみという世界を作り上げ、アニメ、漫画、小説とヒットを繰り出した「ガールズ&パンツァー」が劇場版『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』として、4DXで再誕生する。山岳や雪原、水中や市街地まで、様々な場所で容赦なくぶつかり合う戦車道が体感できる試写会が都内で開催され、一足早く“ライドオン”することができた。

【写真】『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』場面写真&4DXシアターの様子

 『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』は、テレビアニメ全12話とOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』を1本にまとめた劇場版。県立大洗女子学園に転校してきた西住みほが、戦車道の全国大会に向け、個性あふれるメンバーたちと共に強豪校に挑み、優勝を目指す奮闘が描かれる。

 4DXと言えば、モーションシートの動きと振動、環境効果が細かく演出され、映画をより面白く、豊かに体験できるのが特徴。過去に公開された『ガールズ&パンツァー 劇場版』4DX上映では、歴代4DX日本公開作品の中で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に続く歴代動員数3位を記録。そのため、今月29日公開の『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』の4DX上映にも期待感が高まりつつある。

 そんな期待感の中、本作冒頭では“初心者”にもわかりやすよう、県立大洗女子学園での日常や人物、「戦車道」についての説明からスタート。戦車はまだ出ないので体感はさほどないだろうと高を括っていたそのとき、巨大船舶の上に築かれた海上都市が映し出される。船上から上空へ画面からスーッと遠ざかるように引いていくシーンが、スクリーンに臨場感を持って現れると、思わず息が漏れた。まるで自分がドローンになって引き上げられ宙に浮いているかのような感覚と秀逸なカメラワークは、これから始まる4DXの期待へといざなう。

 そして、いよいよ戦車がお目見え。大きな車体がじりじりと発進すると、すぐさま、お尻の奥から振動が伝わる…!対戦モードに入った戦車は、坂を上り下りしたり、撃破を受けたりする。座席にシートベルトがないことを疑うほど、体が前後・上下・左右に、とにかく揺れる。放り出されそうになるが、「戦車道」は待ってくれない。休む間もなく次から次へと繰り出される弾丸から伝わる振動、高速走行シーンに受けるスピード感覚…、心臓が高鳴った。

 物語は戦車の乗り方を覚えた県立大洗女子学園の面々が、聖グロリアーナ女学院との練習試合を終え、戦車道全国高校生大会に出場へと駒を進める。4DX自体もストーリーと並行するかのように、次々と大技を繰り出すようになる。弾がかすめるとき、戦車同士がぶつかり合うとき、背後からはヒュッと髪がなびくほどの強めの風が吹きつけ、爆破の音が聞こえてくれば劇場全体に光がフラッシュのように放たれ、大破する戦車が出ればモクモクと煙が焚かれ、どことなくニオイさえ漂う。「これでもか」と体感が襲いかかる。

 中でも一番の見どころ=感じどころは、主人公のみほたちで構成される「あんこうチーム」の戦車に乗り込んだような、「みほの視点」モードになるところだろう。それまで第三者的視点で楽しんでいた観客は、突如、戦車の中に引っ張り込まれ、自分が一員となったかのような錯覚に陥る。轟音にまみれ、モーションシートの動きも最高潮になり、戦車の砲口を向けられたときのゾッとする感じ、五感のすべてに訴えかける特殊効果は、もはや一級アトラクションを超えている。120分の上映が終わり、エンドロールが流れる頃には放心状態。映画館から出る足取りはガクガクで、さながら戦車から降りた感覚に近かった、と言いたい。(取材・文:赤山恭子)

 劇場版『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』は、9月29日(土)より全国公開。4DX版は、ユナイテッド・シネマ、イオンシネマ、109シネマズほか全国の4DXシアターにて上映。

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