『ボヘミアン・ラプソディ』F・マーキュリーになるまでのメイキング公開

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イギリスの伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの姿を描く映画『ボヘミアン・ラプソディ』から特別映像が解禁された。映像には、主演のラミ・マレックがフレディになっていく様子や舞台裏が収められている。
【写真】フレディ・マーキュリー役を熱演「ラミ・マレック」フォトギャラリー
本作は、20世紀最大のチャリティコンサート“ライブ・エイド”で音楽史に残るパフォーマンスを披露したクイーンが、世界的ロックバンドへ成長する経緯やその裏にあった葛藤、そして知られざる真実を、リード・ボーカルであるフレディ・マーキュリーを軸に描く。
ラミは、プロデューサーからの1本の電話でフレディ役に自分の名前が挙がっていることを初めて知ったという。「責任重大だけどどうしても演じたい役だったから、フレディを継ぐつもりでオーディションに挑んだんだ。あのフレディ・マーキュリーをただ真似て、似せるだけ、ということはしたくなかった。彼が何を思い、どうしてその行動をしたのか、理解するんだ」とラミは語る。
フレディを演じるにあたっては、一流の振付師たちからパフォーマンスを教わり、「ムーブメントコーチ」たちが大活躍したことも明かしている。彼らはフレディの「目の動き」や「振り返り方」「マイクのひねり方」など細部にまでこだわり、時間をかけてフレディの癖を再現したのだ。
共演者のルーシー・ボーイントンは「ラミの動き、話し方、どれをとってもまさにフレディ・マーキュリーに見えた。魔法のようだったわ」と絶賛。グウィリム・リーは「ラミは時間があればフレディの動きを練習していたよ。彼は他の誰も見ることの出来なかったフレディの本当の人情味まで見つけられていたのだと思うよ」と語っている。
ほかにも、華やかなステージコスチュームの数々は、衣装合わせにおよそ50時間をかけ、厚底ヒールからタイトな衣装まで入念に合わせたとのこと。なお今回の映像では、ウィ・ウィル・ロック・ユーのステージシーンやメイキング映像、そして20世紀最大の音楽イベント”ライヴ・エイド”の一部もお披露目されている。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は11月9日より全国公開。