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少年は嘘をつく、母を守るために…衝撃サスペンス『ジュリアン』予告到着

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『ジュリアン』場面写真
『ジュリアン』場面写真(C)2016‐KG Productions‐France 3 Cinema

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レア・ドリュッケール

ドゥニ・メノーシェ

トーマス・ジオリア

マティルド・オネヴ

 2017年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したサスペンス映画『ジュリアン』から、予告編と場面写真が到着した。映像には、父親から母親を守ろうと嘘をつき続け、追い詰められていく幼い主人公の姿が収められている。

【写真】両親の姿も『ジュリアン』場面写真&ポスタービジュアル

 本作は『シェイプ・オブ・ウォーター』が金獅子賞を受賞した第74回ヴェネチア国際映画祭にて、最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を獲得。本作が長編監督デビューとなるグザヴィエ・ルグラン監督がメガホンを取り、家族の関係を描いた繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲うサスペンスを作り上げた。

 主人公は、離婚した父親アントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ)と母親ミリアム(レア・ドリュッケール)の間で揺れ動く息子ジュリアン(トーマス・ジオリア)。まだ11歳のジュリアンは、アントワーヌからミリアムを守るため、必死に嘘をつき続けていく。

 解禁された予告編は、幼いジュリアンの親権について取り決める、アントワーヌとミリアムの緊迫した様子から始まる。ミリアム、そして姉と共に暮らすことになったジュリアンは、隔週末だけアントワーヌと過ごさなければならないことになるが、アントワーヌをミリアムに近づけたくないジュリアンは、嘘をつき続ける。その結果、アントワーヌは苛立ちを募らせ、徐々に狂気を帯びていき…。

 執念深く追ってくるアントワーヌの行動は、どこまでエスカレートしていくのか。時計の針が刻む音が圧迫感や緊張感を漂わせ、映像のラストは「家族は衝撃の結末を迎える」という意味深な一文で締めくくられる。

 作風は異なるものの、親権を題材にした名作『クレイマー、クレイマー』(1979)を念頭に置き本作のメガホンを取ったというルグラン監督。母親ミリアム役の髪型や服装については「メリル・ストリープにオマージュを捧げた」と明かしている。公開された場面写真では、ミリアムの姿をはじめ、執念深い父親アントワーヌの姿も確認できる。

 映画『ジュリアン』は、2019年1月25日より全国順次公開。

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