中村獅童×諏訪部順一のイケボが左右交互に聞こえる『ヴェノム』吹き替え本編公開

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俳優のトム・ハーディ主演のマーベル最新作『ヴェノム』より、中村獅童が声を吹き込んだヴェノムと、諏訪部順一が声を当てた敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)との間で起こる主導権争いを収めた本編映像が到着。バイノーラル録音した日本語吹き替え版となっている。
【写真】ヴェノム(シンビオート)役の「中村獅童」フォトギャラリー
ヴェノムはマーベル映画史上最も凶悪なダークヒーローで、スパイダーマンの宿敵でもある。本作では、正義感あふれる敏腕記者のエディが「シンビオート」と呼ばれる意思を持つ地球外生命体に寄生されたことが原因で、最も残虐な悪であるヴェノムに変貌する姿が描かれる。
解禁となった映像は、エディが初めて“ヴェノム”と対峙する場面を収めたものだ。「オレはヴェノム お前は俺のものだ」と、怯えるエディに凄むヴェノムは、シンビオートを研究している「ライフ財団」を率いるカールトン・ドレイク(リズ・アーメッド)が持つロケットの元へ向かうのに協力すれば生かしてやると、半ば脅迫じみた取引を持ち掛ける。自身の安全と引き換えに、善悪の分別がないヴェノムの手助けをすることに対して、エディは途方に暮れてしまう。
吹き替えはバイノーラル録音が採用されており、本作が初共演となった中村と諏訪部の“最悪”だけど“最高”なイケメンボイスが、右(中村)、左(諏訪部)と交互に聞こえてくる内容になっている。
ヴェノムは身体を持たないものの、寄生が適合すれば、取り憑いた人間に超人的な腕力や敏捷性を与えると同時に、凶暴化させてしまう生命体だ。劇中でエディとヴェノムは、次第にシンクロしていくが、2人はどんな物語を見せるのか。
映画『ヴェノム』は11月2日より全国公開。