オスカー女優ケイト・ブランシェット、リミテッドシリーズでTVドラマ進出

ニコール・キッドマンやリース・ウィザースプーン、最近ではエイミー・アダムスなど、名だたる女優がテレビドラマに出演しているが、オスカー女優のケイト・ブランシェットもリミテッドシリーズ『Mrs. America』に出演を決めたという。
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Varietyによると、『Mrs. America』は米FX局で進められているリミテッドシリーズで、海外ドラマ『MAD MEN マッドメン』のダーヴィ・ウォーラーが企画・製作総指揮を務める。ウォーラーは脚本も執筆。製作総指揮にはケイトも名を連ねるという。9話構成となり、2019年から制作が始まる予定とのことだ。
『Mrs. America』は1970年代が舞台。ケイトはアメリカの反フェミニズム運動の急先鋒に立った実在の人物フィリス・シュラフリー女史を演じるという。
シュラフリー女史は保守派の憲法学者で、男女平等憲法修正条項の反対キャンペーンを大々的に行い、不成立に導いた人物の1人として知られ、中絶の合法化や同性愛者の権利などにも反対していた。ドラマはシュラフリー女史と、彼女が敵対した女性フェミニストたちの両方の視点で、フェミニズムの台頭と男女平等憲法修正条項をめぐる攻防を描くという。
現時点で他のキャストは明かされていない。