有村架純、制服姿で鉄道運転手の研修 『かぞくいろ』新場面カット到着
女優の有村架純と俳優の國村隼がダブル主演を務める映画『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』より、2人のリアリティあふれる研修風景を収めた場面写真が解禁された。
【写真】鉄道制服に身を包んだ有村架純『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』新場面カット
本作は、日本の美しい風景を走る鉄道とともに、迷いながらも成長していく人々の姿を清々しく捉えてきた『RAILWAYS』シリーズの最新作。鹿児島県と熊本県間を結ぶ「肥薩おれんじ鉄道」を舞台に、愛する人を失った、血の繋がらない3世代3人の“ふぞろい”な家族の再出発を描いている。
晶(有村)は、夫・修平(青木崇高)とその連れ子・駿也(歸山竜成)と東京で幸せに暮らしていたが、修平の突然の死で生活は一変。残された駿也とともに夫の故郷鹿児島へ向かい、まだ会ったことのない義父の運転士・節夫(國村)を訪ねる。節夫は、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐに生きようとする晶の姿に次第に心を動かされていく。そして晶は、父親を亡くして寂しがる駿也を元気づけるべく、亡き修平の子どものころの夢・運転士を目指す。
解禁された場面写真では、制服を身にまとった晶が、出区点検(列車を車両基地から出発=出区させるときに運転士が行う点検作業)の研修に挑む様子を活写。また、指導役の節夫が厳しくも優しいまなざしで見守る中、緊張した表情の晶が車両下を点検する場面、ほかの鉄道士に敬礼する場面、操縦席に座り車両を出発させる場面などを切り取っている。
おれんじ鉄道の全面協力のもと、現役の運転士に動きや用語を教わり、本物の車両を貸し切って撮影したという有村。通常のダイヤ(運行)の合間を縫っての製作であり、常に時間との勝負の中で撮られたシーンは、リアリティたっぷりに仕上がっている。
映画『かぞくいろ‐RAILWAYS わたしたちの出発‐』は、11月23日より鹿児島県・熊本県にて先行公開。11月30日より全国公開。