リドリー・スコットが『グラディエーター』続編を企画 脚本家も決定

2001年のアカデミー賞で作品賞に輝き、主演の俳優ラッセル・クロウに主演男優賞をもたらしたリドリー・スコット監督の歴史巨編『グラディエーター』。スコット監督が続編企画に着手したという。
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帝政ローマ時代を舞台にした『グラディエーター』。ローマ皇帝アウレリウス(リチャード・ハリス)に仕えていたローマ軍将軍マキシマス(ラッセル)が、アウレリウスを殺し皇帝の座を奪った息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)に妻子を殺され、奴隷剣闘士に身を落としながら、コモドゥスに復讐する姿を描く。
Deadlineによると、続編はコモドゥスの甥っ子ルキウスのその後を描くという。ルキウスはコモドゥスの実姉ルシッラの息子で、1作目では10~12歳前後のような少年だった。
続編でもスコット監督がメガホンを取る意向を示しているとのこと。脚本は映画『ハンガー・ゲーム』シリーズや『トップガン』続編のピーター・クレイグが、執筆することになっているという。情報筋の話では、同企画はパラマウント・ピクチャーズのもとで進められているそうだ。
スコット監督はSF大作『エイリアン:コヴェナント』の続編や、バトル・オブ・ブリテンの映画化などが控えているほか、さまざまな映画やテレビシリーズの製作にも携わっており、『グラディエーター』続編企画がどのくらいの早さで進められるかは不明。キャストなどを含む続報に注目したい。