ラッセル・クロウ、名作『グラディエーター』をセルフパロディ!? 『アオラレ』をおちゃめにアピール

オスカー俳優ラッセル・クロウが主演する映画『アオラレ』より、ラッセルがまさかのセルフパロディを披露する、おちゃめと狂気が混在した特別映像が解禁された。
【動画】ラッセル・クロウが20年後のマキシマスに!? 『アオラレ』特別映像
本作は、誰しも経験する恐れのある「あおり運転」の恐ろしさを描くアクションスリラー。謎の男を演じるラッセルのほか、男の暴力的なあおり運転のターゲットになってしまう母親レイチェル役に『移動都市/モータル・エンジン』(2018)のカレン・ピストリアス、その息子カイル役で『チャイルド・プレイ』(2019)のガブリエル・ベイトマンが出演する。
特別映像では、冒頭からラッセルが自身の代表作にしてオスカー受賞作としても名高い名作『グラディエーター』(2000)の主人公マキシマスが着けていたものとそっくりなかぶとを顔の前にかざして登場。「オレの名は…」と有名な劇中せりふをセルフパロディするシーンから幕を開ける。
ところが、せりふを言い終わることなくあっさりと顔を見せると、急にシリアスなトーンで「オレはお前の恐怖」「お前の心の奥底に潜む恐怖」「オレは怒り」「理性など通じない」「タガの外れた男」と、次々に恐怖心をあおるメッセージを投げかけてくる。これは本作でラッセル演じる謎の“男”のことを指しており、次第にその表情は威圧感を増していく。
…かと思ったら、最後は急におちゃめな表情に様変わり。「まあ、そんな感じの男かな~。お楽しみに」と本作をPR。その緩急に思わずほっこりさせられる、ラッセルの“狂気”とチャーミングな一面が見られる特別映像となっている。
映画『アオラレ』は5月28日より全国公開。