元IZ*ONEのキム・ミンジュ、手話と泳ぎを習得して挑んだ『君の声を聴かせて』場面写真到着

ホン・ギョン、ノ・ユンソ、元IZ*ONEのキム・ミンジュが共演する韓国映画『君の声を聴かせて』より、場面写真が解禁された。
【写真】キム・ミンジュが新たな境地を見せる『君の声を聴かせて』場面写真
本作は、2009年に制作され、その年の国内興行収入第1位を記録した台湾映画『聴説』の韓国版リメイク。誰もが経験したことのある恋のときめきと、人生の迷いさえもキラキラと輝くような青春のひとときを、美しい夏の日々とともに清々しく描く。昨年、釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品としてスペシャルプレミア上映され、一般公開を迎えた後も、観客動員数初登場第1位、公開月の興行成績1位を獲得するなど観客の熱い支持を集めた。
大学を卒業したものの、やりたいことが見つからず就職する気にもなれないヨンジュン(ホン・ギョン)。しかたなく、両親が営む弁当屋の配達を手伝うことになった彼は、配達先のプールで手話を使って話すヨルム(ノ・ユンソ)に出会い、一目惚れしてしまう。
大学時代に習った手話を駆使して、なんとかヨルムに近づこうとするヨンジュン。しかしヨルムは、聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢を叶えるために、忙しい毎日を送っていて――。
主人公ヨンジュンを演じるのは、『弱いヒーロー Class1』『D.P.―脱走兵追跡官―』『悪鬼』など相次ぐ人気ドラマ、さらには映画『コメント部隊』への出演などで唯一無二の存在感を見せてきた若手No.1の個性派俳優、ホン・ギョン。ヨンジュンが恋に落ちるもう一人の主人公ヨルム役には、『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』『私たちのブルース』など、抜群の透明感と高い演技力で注目を集めるノ・ユンソ。ヨルムの妹ガウルには、日本でも人気を集めた元「IZ*ONE」のキム・ミンジュが扮し、商業映画デビューを果たす。
今回解禁されたのは、聴覚障がいを持ちながらもオリンピック出場を目指す水泳の有望選手ガウル(キム・ミンジュ)のプールでの様子や、デートに出かける姉ヨルム(ノ・ユンソ)のために洋服を選ぶ姿、パンをくわえて口論する場面など、ガウルの日常を捉えた新たな場面写真4点。
オーディション番組『PRODUCE 48』で選ばれた韓国人9名と日本人3名によって結成されたIZ*ONEのメンバーとして活動していたキム・ミンジュは、グループの活動終了後、本格的に俳優としてのキャリアをスタート。2022年にはMBC演技大賞で新人賞を、2024年にはSBS演技大賞でも新人賞を受賞するなど、輝かしい実績を残している。
本作では、手話はもちろん泳ぐことさえできない状態からのスタートだったというが、ミンジュは毎朝目覚めるとプールに通い、合間には手話の練習を行うというルーティンを約2ヵ月間続けて撮影に挑んだ。ヨンジュン役のホン・ギョンも、「彼女がこの物語にものすごく没頭し、集中していたことに驚かされました」と語るほど。本作のために努力を重ねたミンジュによる、水泳と手話での演技、そして姉の恋をまっすぐ応援するガウルという役柄に、注目してほしい。
映画『君の声を聴かせて』は、9月26日全国公開。