クリスチャン・ベイル、体重20kg増で変貌 ブラッド・ピット製作『VICE』公開

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俳優のクリスチャン・ベイルが主演を務め、ブラッド・ピットが製作を手掛ける映画『VICE(原題)』が、来年4月に公開されることが決定。映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で第88回アカデミー賞主要5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞したアダム・マッケイ監督がメガホンを取る。
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本作は、ジョージ・W・ブッシュ政権(2001~2009)において、アメリカ史上最も権力を持った副大統領となったディック・チェイニーに焦点を当てる社会派エンターテインメント。製作をプランBエンターテインメントが担当し、同社代表であるブラッド本人がプロデュースする。
チェイニー副大統領を演じるのは、映画『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン。チェイニーの妻役には『アメリカン・ハッスル』『メッセージ』のエイミー・アダムス、ラムズフェルド国防長官役は『フォックスキャッチャー』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のスティーヴ・カレル、ブッシュ大統領役は『アイアンマン2』『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルと、オスカー候補常連の超豪華キャストが脇を固める布陣となった。
これまでに数々の作品で大幅な肉体改造を行ってきたクリスチャンは、本作でも体重を約20キロも増やし、髪を剃って眉毛を脱色するなど、その変貌ぶりが早くも話題を呼んでいる。マッケイ監督が「トランプ大統領よりも悪だ」と語る、アメリカを操った“影の大統領”にして“史上最強の副大統領”といわれたチェイニー副大統領は、どう描かれるのか。クリスチャンの熱演にも期待したい。
映画『VICE(原題)』は2019年4月全国公開。