ブラッドリー・クーパー監督、『アリー/スター誕生』超リアルなライブシーン秘話を告白

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歌手のレディー・ガガが映画初主演を務める『アリー/スター誕生』。音楽業界での成功を夢見るアリーがスターの階段を駆け上がっていく姿を描く本作で、監督・主演のブラッドリー・クーパーが、劇中の超リアルなライブシーンについて語ったコメントが到着。ブラッドリー監督は「(音楽フェスティバルの)グラストンベリーでライブの裏側をずいぶん学ばせてもらったんだよ」と語り、実際のロックフェスのシーンを取り入れたことを明かした。
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『アリー/スター誕生』では、世界的ミュージシャンのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)に歌の才能を見いだされたアリー(レディー・ガガ)が、成功と挫折を経験しつつ、ショービジネスの世界を生き抜いていく。
ガガをはじめ、音楽界の重鎮たちによってこの映画のために書き下ろされた楽曲は、これらの“うた”と共にアリーのドラマを彩る。さらに、映画の中で映し出されるライブシーンは、ガガの歌声と楽曲の魅力も相まって見る者に強烈なインパクトを与える。思わず涙してしまうほどの圧倒的な“うた”に対して、“本物”にこだわったブラッドリー監督はライブシーンでの秘話を明かす。
「グラストンベリーには、過去6年行ってるんだけど、あそこは絶対にこの映画の中に取り入れると決めていたんだ! この映画の全てを推し進めてくれるものだと思っていたからね」と告白。
“グラストンベリー”といえば、イギリスで開催されている世界最大規模のロック・フェスティバル。このグラストンベリーでの撮影について、プロデューサーのビル・バーガーは「グラストンベリーの主催者側とブラッドリーが長年良好な関係を築いていたので、協力を得ることができた。映画の企画の早い段階から、ブラッドリーがコンサートのプロモーターたちと良好な関係を築いてくれたんだ」と明かした。
これに関してブラッドリーは「毎年行っていた経緯もあって、オーナー家族と親交を深めていたんだ。ミュージシャンにとって、グランストンベリーのピラミッドステージに立って何万人もの観衆の前で演奏をするのはもの凄いステータスだから。だから僕はジャクソンをあそこに立たせたかったんだ。だからオーナー家族のニールとエミーに相談したら、許可をくれたんだ」とその経緯を語った。
映画『アリー/スター誕生』は、12月21日より全国公開。