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『西郷どん』46回、黒木華の“最後”の願いに反響「涙しかない」

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 NHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第46回「西南戦争」が9日に放送され、争いのさなか、糸を演じる黒木華の言葉に「涙しかない」「切ない」など反響が集まった。

【写真】ラスト2話!“西郷隆盛”と聞いて思い浮かぶシーン続出の『西郷どん』第46回フォトギャラリー

 西郷(鈴木亮平)は政府の真意を問いただすため私学校の生徒と共に東京を目指す。西郷が挙兵したことに衝撃を受けた大久保(瑛太)は直ちに征討令を発令。一方、西郷たちは鹿児島を出て、熊本の川尻まで来ていた。

 だが、政府から賊軍と見なされ、上京がかなわなくなった彼らは熊本の田原坂と吉次峠で政府軍と衝突。弟・小兵衛(上川周作)は銃弾に倒れ、息子・菊次郎(今井悠貴)も足を撃ち抜かれる。片足を切り落とした菊次郎を見た西郷は、解散を宣言する。

 戦地にいる西郷のもとに駆け付けた糸は、「私の望みは1つだけ」と切り出すと、「旦那さあが…西郷隆盛じゃなかったら、どんなに良かったか。吉之助さあが、ただのお人じゃったら、どんなに良かったか……」と言って涙する。

 幼なじみから夫婦になり、ともに生き抜いてきた糸。決してかなうことのない、最後のわがままにSNS上では「切ない」「涙しかない…」「ずっと平和に暮らしたかったよね」など、思いを寄せる視聴者が続出。
 
 また、かつての仲間や兄弟たちが血で血を洗う西南戦争も描かれ、「今日の西郷どんしんどい…」「ほんとつらい」「涙が止まらん」という声も殺到した。

 「薩摩の芋侍」と自ら語り、西郷をかばった島津久光役の青木崇高には「国父様 最高」「西郷どんの助演男優賞」「隆盛の理解者で居てくれて有難う」といった意見もあった。

 来週12月16日は最終回。「しっかり見届けもす」「もうあのテーマ曲が聴けなくなるのが寂しいなー」「もう1年経つんだな・・・」など、さまざまな思いが去来しているようだった。

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