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新垣結衣は何を「間違った」のか? 今夜最終回『獣になれない私たち』

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『獣になれない私たち』トークイベント&完成披露試写会に登場した際の新垣結衣
『獣になれない私たち』トークイベント&完成披露試写会に登場した際の新垣結衣 クランクイン!

 今夜12日の放送で、いよいよ最終回を迎える新垣結衣&松田龍平がダブル主演を務めるドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系/毎週水曜22時)。先週放送された第9話の終盤では晶(新垣)と恒星(松田)のキス&ベッドシーンが描かれたが、ラストシーンでは恒星の家を後にした晶が複雑な表情で「間違った?」と一言。果たして彼女は何を間違ったのか? ドラマの内容やセリフから考察したい。

【写真】新垣結衣と松田龍平のベッドシーンが描かれた『獣になれない私たち』第9話フォトギャラリー

 第9話。晶は、社長の九十九(山内圭哉)から“営業部の特別チーフクリエイター部長”への昇進を命じられる。彼女が地道に続けて来た業務改善は少しずつ功を奏し、入社した朱里(黒木華)も会社になじみ始めた。しかし社長秘書となった朱里は、九十九のパワハラともいえる態度にプレッシャーを感じ始める。一方の恒星はある企業から依頼されていた粉飾決算の書類を請け負うか否かで思い悩むことに…。

 ひょんなことから晶の自宅に泊まることになった朱里が晶に、恒星との関係を尋ねると「一緒にいると楽だよ。いろんなこと話せて頑張らなくていい」と返答。晶が「相手を都合よく使わず、自分を見失わずにいるにはどうすればいいんだろ?」とつぶやくと、朱里は「恋愛って“自分を見失うもん”なんじゃないの?」と応える。すると晶は「だったら恋愛もいらないやぁ」と続ける。さらに「相手にすがって、嫌われないように振る舞って、自分が消えていって、相手のこともわからなくなる…そんなのヤダ。繰り返したくない」と言葉を重ねる。

 これまで職場での振る舞いや京谷との関係の中で“こうでなければいけない”という漠然とした抑圧を抱えてきた晶。そんな彼女も恒星や呉羽(菊地凛子)との出会いや、京谷との別れを経て“自分のあるべき姿”を取り戻してきた。晶の「恋愛もいらないやぁ」というセリフの言外には“自分を見失いたくない”“自分は自分でいたい”という強い決意を感じる。

 しかし、九十九との口論から“会社を辞めればいい”と言われ、ショックを受けた晶は、同じく粉飾を断れず打ちひしがれていた恒星と一夜を共にしてしまう。気兼ねなく付き合える心地よい関係性から“恋愛”に以降しつつあることに思わず「間違った?」という言葉が口に出てしまったのではないだろうか。(文:スズキヒロシ)

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