『麻雀放浪記2020』的場浩司ら出演決定! 原作に登場する重要キャラ
俳優の斎藤工が主演を務める映画『麻雀放浪記2020』に、俳優の的場浩司、小松政夫が出演することが分かった。2人は原作小説にも登場する、主人公・坊や哲と激闘を共にするキャラクターを演じる。
【写真】『麻雀放浪記2020』で主演を務める斎藤工
本作は、阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説『麻雀放浪記』を原案としながら、設定やキャラクターを大胆にアレンジした作品。10年間映画化を熱望していた斎藤が、1945年から2020年へとタイムスリップしたギャンブラー、坊や哲を熱演する。斎藤のほかに、竹中直人、チャラン・ポ・ランタンもも、ベッキーが出演。メガホンをとるのは映画『孤狼の血』の白石和彌監督だ。
このたび解禁されたのは、主人公の坊や哲がいたとされる1945年の“戦後”に登場するキャラクターを演じる俳優たち。的場は、並々ならぬ熱で麻雀に没頭するドサ健を演じる。自身の役作りについて「『ドサ健』を演じるにあたり強く意識した事は『リアルな雀士』である事」と語ると、続けて「プライベートで使った事がない竹牌を常に持ち歩き、手に馴染ませるよう努めました。自分なりの『ドサ健』を創れたのではないかと思います」と自信をのぞかせる。
小松は、勝つためには手段を選ばず完膚なきまでに相手を叩き潰す出目徳役を務める。小松は本作について「阿佐田哲也さんの原作をそのままリメイクするのかなと思っていたので、昭和の情景描写を感じながら演じていました」としつつ、「そしたらとんでもない展開になっていて唸ってしまいました。時にはSFであり、時には昭和の世界に戻り、前屈みになって見入ってしまうような作品になっていると思います」と語った。
また、鋭い眼光で卓を囲む坊や哲たちを翻ろうする“女衒の達”役に堀内正美がキャスティングされている。
映画『麻雀放浪記2020』は2019年4月5日より全国公開。