「東映ムビ×ステ」第1弾『GOZEN』に、犬飼貴丈、武田航平ら出演

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東映と東映ビデオが、映画と演劇を融合させた新プロジェクト「東映ムビ×ステ」を共同で始動し、プロジェクトの第1弾となる作品は時代劇『GOZEN』であることを発表。犬飼貴丈、武田航平ら侍役で出演する8名のキャストも明らかになった。
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ひとつの作品世界を、映画で上映し、演劇で上演する「東映ムビ×ステ」。それぞれ独立した作品だが、物語は連動している作品になるという。今回製作が決定した、映画『GOZEN ‐純恋の剣‐』と舞台『GOZEN ‐狂乱の剣‐』で共通のタイトルとなる『GOZEN』とは、“御前試合(将軍や大名の面前で行った武術の試合)”を意味する。映画『GOZEN ‐純恋の剣‐』は、平成『仮面ライダー』シリーズで知られる石田秀範監督がメガホンをとり、これまで数々の名作時代劇を作り上げた東映京都撮影所で撮影された。
今回公表された、御前試合に出場する侍役のキャストは8名。『仮面ライダービルド』で主演の桐生戦兎役を務め、4月から放送されるNHK連続テレビ小説『なつぞら』の出演も決定している犬飼貴丈をはじめ、矢崎広(ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』)、武田航平(『仮面ライダービルド』)、前山剛久(舞台『刀剣乱舞』悲伝結の目の不如帰)、井澤勇貴(舞台『Messiah メサイア―悠久乃刻―』)、松本寛也(『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』)、井俣太良(『仮面ライダードライブ』)、元木聖也(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)ら若手俳優が集結している。
「東映ムビ×ステ」プロデューサーの塚田英明は「映画の方は既に撮影しましたが、かなり熱いものが撮れています。時代劇のプロ集団・京都撮影所と平成仮面ライダーの巨匠・石田秀範監督の初融合が生み出したのは、『これぞ娯楽100%の時代劇』です。ここへ更に、舞台のプロたちも参加して要素を注入しているので、『より新しいエンタメ作品』になろうとしています」と同プロジェクトの出来に自信をのぞかせる。
今回の発表と併せて解禁された特報映像は、クランクアップしたばかりの映画『GOZEN ‐純恋の剣‐』から構成。武士役のキャスト陣が、それぞれ役柄に扮し凛々しい姿を披露している。
映画『GOZEN ‐純恋の剣‐』は今夏公開。舞台『GOZEN ‐狂乱の剣‐』は今秋上演。