高橋一生『九月の恋と出会うまで』新写真到着 理屈っぽい小説家の卵を熱演

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俳優の高橋一生と女優の川口春奈がダブル主演する映画『九月の恋と出会うまで』から、初公開の場面写真が到着。小説家の卵を演じる高橋一生の執筆中の姿を捉えたものとなっている。
【写真】『九月の恋と出会うまで』場面写真
本作は、「書店員が選んだもう一度読みたい文庫・恋愛部門第1位」に選ばれた、松尾由美の同名小説を実写映画化した純愛ラブストーリー。
マンションに引っ越してきた志織(川口)は、小説家志望の隣人・平野(高橋)と運命的に出会う。そして、新しい部屋で突然「こちらは1年後の未来です。あなたに危険が迫っています!」という不思議な声を聞く。それは強盗殺人に遭うところだった志織を助けようと時空を超えて届いた、未来からの誰かの声だった。相談を受けた平野は、助かった志織に「タイムパラドックス」が生じることに気付く。それは1年後、志織の存在が消えることを意味していた。必死に自分を助けようとする平野に惹かれていく志織だったが、平野との別れは近づいていて…。
高橋演じる平野は、理屈っぽくてこだわりが強いが、心は優しく、志織を想う一途な気持ちを上手く言葉や態度に出せない複雑なキャラクター。今回解禁された場面写真は、平野が、たくさんの書籍に囲まれた部屋で、メガネ姿でパソコンに向かい、知的な雰囲気を醸し出す姿を写したものとなっている。
また、劇中で志織を待ち受ける「タイムパラドックス」に焦点を当てた特別映像も公開された。特別映像では、平野が志織に「タイムパラドックス」について「歴史の流れを変えたことで、歴史の流れを守ろうとする力が働いて、存在ごと消し去られてしまう」とパソコンを使いながら説明する。そして志織に「信じて下さい。来年も、再来年も、絶対誕生日は来ます」ときっぱり告げる。平野の、知的で一途な人柄が垣間見られる映像となっている。
劇中後半では、平野が小説を書くことそのものが、物語で大きな役目を果たすことになっている。それが果たしてどのような役割を担うのかにも注目したい。
映画『九月の恋と出会うまで』は3月1日より全国公開。