クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

<第42回日本アカデミー賞>安藤サクラ、最優秀主演女優賞受賞で涙 子育てとの葛藤明かす

映画

最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラ
最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラ クランクイン!

 第42回日本アカデミー賞授賞式が1日、都内で行われ、『万引き家族』の安藤サクラが、『百円の恋』(第39回)に続く、2度目の最優秀主演女優賞に輝いた。安藤は、子育てと映画という共に全てをかけて臨む“大切なもの”にどう向き合うか「自分の中で必ず決着をつけます」と力強く語っていた。

【写真】安藤サクラが涙…ほか優秀主演女優賞受賞者たち

 『万引き家族』は、これまで家族を描き続けてきた是枝裕和監督が“家族を超えた絆”を描いた衝撃の感動作。安藤は高級マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋で、デコボコ家族の妻・信代を演じたが「出産して半年、子どもを抱えながら映画の現場に来ている罪悪感を持っていました」と胸の内を明かす。また、撮影当時は気づいていなかったというが、こうした安藤の母性と向き合おうとすることによって生じる葛藤を「是枝監督が拾ってくださった」と感謝を述べる。

 最優秀賞受賞を聞いた瞬間、目に涙を浮かべた安藤は「この会場にいながら、これからどうやって子育てをしながら作品に携わっていけばいいのかわからないんです」と悩ましい表情を浮かべる。続けて「『万引き家族』の撮影で感じたのは、子育ても24時間、映画の現場も24時間、全力で臨まなければいけない。私の目標は妻として母として、健やかな日常を送ること。でも一方で、父(奥田瑛二)の影響で、小さい頃から映画の現場を観させてもらい、活力をもらえる場所。どうやって両立させたらいいのか…」と葛藤の日々だという。

 それでも、こうして日本映画界の素晴らしい先輩たちが一堂に会した現場にいたことで「これまで関わった先輩方と過ごした時間を、これから私が生きていく人生に活かしていけたらと強く思いました。こうやって素晴らしい賞をいただけたので、必ず自分の中で決着をつけて、また映画の世界に戻ってきたい」と力強く語っていた。

<日本アカデミー賞優秀主演女優賞一覧(★は最優秀賞受賞者)>
★安藤サクラ『万引き家族』
黒木華『日日是好日』
篠原涼子『人魚の眠る家』
松岡茉優『勝手にふるえてろ』
吉永小百合『北の桜守』

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る