リーアム・ニーソンがキレる！ 『スノー・ロワイヤル』邦題決定＆ポスター解禁
映画
映画『96時間』『トレイン・ミッション』の俳優のリーアム・ニーソンが主演を務める映画『COLD PURSUIT（原題）』が『スノー・ロワイヤル』の邦題で6月7日より全国公開されることが決定。不条理な雰囲気を漂わせたポスタービジュアルが完成した。
【写真】『スノー・ロワイヤル』フォトギャラリー
ノルウェーの鬼才ハンス・ペテル・モランド監督が、ステラン・スカルスガルド主演で製作した自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』（2014・日本未公開）をハリウッドでセルフリメイクした本作。主演のリーアムのほか、共演に映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサムを迎える。
雪の町・米コロラド州キーホーで模範市民賞を受賞するほど真面目な除雪作業員ネルズ・コックマン（リーアム）。ある日、一人息子が地元の麻薬王バイキングの組織に殺されてしまう。裏で組織が糸を引いていることに気付いたネルズは、ある時は素手で、ある時は銃で、ある時は除雪車で、一人また一人と敵を殺していく。しかし、それを敵対するネイティブアメリカン麻薬組織の仕業と勘違いしたバイキングはネイティブ組織を襲撃、相手も報復に出る。気付けば2つのマフィアと警察を巻き込んだクセモノだらけの四つどもえの戦いが巻き起こり、事態は思わぬ方向へ…。
ポスタービジュアルには、深い雪の中でネルズ（リーアム）が死体とみられる男性を引きずっている姿が描かれ、その背後には血に染まった除雪車と木に突き刺さった車というかなり不条理な構図。さらに羽が生えて飛び立つ十字架の大群がユーモアのある内容をも暗示させている。雪原地帯での戦いの激しさを物語りつつも、「壮絶な、全くかみ合わない戦いが始まる。」という間の抜けたキャッチコピーが、これまでのリーアム出演クライム作品の復讐劇とはひと味もふた味も違う雰囲気を予感させている。
映画『スノー・ロワイヤル』は6月7日より全国公開。
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