『ロード・オブ・ザ・リング』ドラマ版、第二紀が舞台

英作家J・R・R・トールキンのファンタジー小説『指輪物語』を映画化して大ヒットシリーズになった『ロード・オブ・ザ・リング』。米Amazonがドラマ版の制作を進めているが、第二紀が舞台になることが明らかになった。
【写真】『ロード・オブ・ザ・リング』ドラマ版ツイッターで公開された地図
今年の2月から、公式ツイッターで中つ国の地図が公開されてきた。最初は漠然とした内容だったが、徐々に国名などが示されていき、最新ツイートでは「第二紀へ、ようこそ」と、ドラマ版の時代が映画シリーズでほとんど描かれていない第二紀になることが判明した。映画版は第三紀の出来事が描かれている。当初、ドラマ版は俳優のヴィゴ・モーテンセンが演じたアルゴルンの若かりし頃を描くのではないかと憶測されていたが、アルゴルンは第三紀に生まれている。
3441年間続いた第二紀は“ヌーメノールの時代”とも言われ、最新の地図にはヌーメノール島も描かれている。フロドたちの時代の前に消滅した島で、第二紀に中つ国の神ヴァラールが褒美として海から持ち上げて民に与えたとされる。第二紀には、映画版にも登場した冥王サウロンが悪の指輪を鍛造しており、この時代にエルフと人間、ドワーフが力を合わせ、サウロンと戦っている。
少しずつ詳細が明らかになっていく『ロード・オブ・ザ・リング』テレビ版。キャストはまだ明かされていない。以前はガンダルフ役の俳優イアン・マッケランが出演に意欲的な発言をしていたが、どんなキャラクターが登場し、誰が演じるのか。さらなる続報に期待したい。
引用:https://twitter.com/LOTRonPrime