『いだてん』第11回、ついに五輪が開幕 弥彦は好タイムを出すも…

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NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、今週放送の第11回「百年の孤独」では、1960年、東京オリンピックを控える田畑政治(阿部サダヲ)は開会式を研究すべく、ストックホルムオリンピックの記録映像に見入っていた…。
【写真】『いだてん~東京オリムピック噺~』第11回フォトギャラリー
ときは1912年7月のストックホルムオリンピック開会式。「NIPPON」のプラカードを持ち、四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)が日本初のオリンピック選手として入場した。
そして競技が始まる。監督の大森兵蔵(竹野内豊)に緊張を解された弥彦は100メートル短距離走で好タイムでゴールするも順位は惨敗し、200メートルも惨敗に終わる。プレッシャーと戦い続けた弥彦だったが、晴れやかに最後の400メートルの走りへと向かう。
先週放送の第10回「真夏の夜の夢」では、四三らはストックホルムに到着。大森の体調が芳しくないため、四三は弥彦と共に自分たちだけでトレーニングを開始する。だが、外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと複数の選手で一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差を実感する。ロッカールームでは、外国人選手たちに四三が履く足袋を珍しがられ、それをきっかけに四三は選手たちと交流の輪を広げる。
一方外国の選手たちとの力の差を痛感し、またマスコミの注目が四三にだけ集まる状況に孤独を感じた弥彦は、正気を失いホテルの窓から飛び降りようとする。四三は必死になって止め、「速かろうが遅かろうが我らの一歩には意味がある」と励ます。四三は弥彦の短距離の練習にも付き合い、持病が落ち着いた大森も練習に参加し始め、弥彦も徐々に元気を取り戻す。
白夜の中、連日ホテルの前でお祭り騒ぎのスウェーデン人たちにうんざりした四三と弥彦は苦情を言いに行ったところ、その場で二人で「君が代」を歌うことに。そんな中、不手際で遅れていた治五郎(役所広司)がついに現地に到着、という内容だった。
NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第11回「百年の孤独」はNHK BSプレミアムにて3月17日18時、総合テレビにて20時放送。