藤原竜也主演『カイジ』、9年ぶりスクリーン復活! オリジナルストーリーの最終章

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俳優の藤原竜也が主演する人気シリーズの最新作『カイジ ファイナルゲーム』が、来年1月10日より公開されることが決定。オリジナルストーリー&シリーズ最終章として、9年ぶりにスクリーンに復活する。併せて、ティザーポスターが解禁された。
【写真】アイツが帰ってくる『カイジ ファイナルゲーム』ティザーポスター
本作は、1996年より講談社「ヤングマガジン」にて連載が開始され、シリーズ累計発行部数2100万部を超えるコミック『カイジ』を実写映画化。興収22.5億円を記録した第1弾『カイジ 人生逆転ゲーム』(09)、興収16.1億円の第2弾『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11)に続く第3弾となる。
主人公を演じるのは、これまでの『カイジ』シリーズ全作品で主演を務めてきた藤原。いつも借金まみれのダメ人間・カイジを、9年ぶりに熱演する。ほか新キャストとして、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎が出演する。
今回の最終章では、原作者・福本伸行自らが脚本に携わり、オリジナルストーリーを考案。『カイジ』と言えば、「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」などの斬新なゲームが見どころの一つだが、本作では原作にはない全く新しい4つのオリジナルゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」が登場。原作者渾身の手に汗握る展開が披露される。監督は過去2作でもメガホンを取った佐藤東弥が続投する。
9年ぶりにカイジを演じる藤原は、「今回も原作の福本さんの世界観を見事に表現してくれていて、度肝を抜かれました」と語り、「一般的なレベルの温度での芝居をしていたら『カイジ』の世界では通用しないので、脳みそが疲れて大変でしたが(笑)、新キャストの方々のいろんな才能と交われたのが非常に面白かったです。今回は展開が盛りだくさん。ここまでやっていいのかってぐらいてんこ盛りなので、ぜひ期待して観に来て欲しいです」とメッセージを寄せた。
原作者の福本は、「実はこの脚本は、ほぼほぼ4年ほど前に出来ていた。が、そこから、なかなか、前に進めず…」と告白。このたび公開が決まり、「虚と実。実と偽。やっちゃいけないギャンブルの数々を、またみんなにお見せできる運びとなり、本当に嬉しい。是非、映画館で『カイジ』でしか味わえない感覚・感動・歓喜・なんだったら、僥倖を味わっていただきたい!」とコメントしている。
ティザーポスターは、こちらを振り向く鋭い目線のカイジの横に、「アイツが帰ってくる――」というコピーが配されたビジュアルとなっている。
映画『カイジ ファイナルゲーム』は2020年1月10日より全国公開。