『カメ止め』クリエーター最新作『イソップの思うツボ』に新星ヒロイン3名決定

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2018年の大ヒット映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、助監督の中泉裕矢、スチールを担当した浅沼直也の3人が共同監督を務める新作映画『イソップの思うツボ』より、ヒロインを女優の石川瑠華、井桁弘恵、紅甘の3人が演じ、8月16日より全国公開されることが発表された。
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今作は、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザによる支援を受け、上田監督のオリジナル脚本と上田、中泉、浅沼の3監督で製作。3人の少女が出会い、誘拐、裏切り、復讐など予測不能の騙し合いが繰り広げられ、やがて3つの家族それぞれの“正体”がむき出しになっていく。
舞台やテレビなどで活躍する石川が演じるのは、カメだけが友達の内気な大学生・亀田美羽。ゼクシィ11代目CMガールを務め、モデルとしても活躍する井桁が担当するのはタレント家族の娘で、美羽の同級生・兎草早織。そして、漫画家の内田春菊の娘としても知られる紅甘は、父と2人で復讐代行屋を営み、その日暮らしの生活を送る少女・戌井小柚を演じる。
3人のヒロインの名字にはそれぞれ、「亀」「兎」「戌」と動物の名前が紛れており、ストーリーとの関係性に期待が高まる。
石川は「それぞれの監督の色もあるので、どう混ざり合うのか想像出来なかったんですが、完成した作品を観るとその色の混ざり合いがとても魅力的になっていました」とコメント。井桁は「私が演じた兎草早織は演じていて辛いシーンもありましたが、その中で、家族の愛や友情から早織としてはもちろん私としても考えさせられることがありました」と話し、紅甘は「とにかく楽しい、カオスな修学旅行みたいな現場でした」と撮影を振り返った。
そのほか、斉藤陽一郎が小柚の父・戌井連太郎役、藤田健彦がタレント一家・兎草家のマネージャー・田上役、髙橋雄祐が美羽と早織の大学の臨時講師・八木圭佑役、桐生コウジが早織の父・兎草信司役、川瀬陽太が謎の男・近藤役を担当。渡辺真起子が美羽の母・亀田美紗子役、そして佐伯日菜子が早織の母・兎草裕子役を演じる。
なお本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019のオープニング作品として、ワールドプレミア上映されることが決定している。
映画『イソップの思うツボ』は8月16日より全国公開。