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高橋一生、『凪のお暇』で突然失踪する主人公・黒木華の元カレに

エンタメ

 女優・黒木華の主演で7月にスタートするドラマ『凪のお暇』(TBS系/毎週金曜22時)に俳優の高橋一生が共演することが決まった。主人公・凪(黒木)の元カレでやり手営業マンの我聞慎二役を演じる。

【写真】「高橋一生」フォトギャラリー

 本作は、コナリミサトによる同名の人気漫画が原作。仕事も恋もすべて捨てた28歳のOLが突然失踪し、追いかけてきた元カレや新しく出会う人たちを巻き込み人生のリセットを試みる姿を描く。原作は月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)連載中で、単行本は1~5巻累計250万部を突破。第8回「ananマンガ大賞」を受賞したほか、「宝島社このマンガがすごい! 2019オンナ編」3位、「第22回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門」優秀賞に選ばれている。

 主人公の大島凪(黒木)は、都内にある家電メーカーで働く28歳。いつも人の顔色をうかがいながら周囲に合わせることで、日々何事もなく過ごすことを目標にしている“真面目で気が弱く優しい”良い人代表の女性だ。しかし、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう。「私の人生、これでいいのだろうか…」と自分を見つめ直し、人生のリセットを決意。会社を辞め、住んでいたマンションも解約し、付き合っていた彼氏もろとも、関わっていたすべての人たちとの連絡も絶ち、コンプレックスだった天然パーマもそのままに、幸せになるため人生の再生を図る。

 高橋が演じる慎二は、凪と同じ会社で働く営業部のエース。その場の空気を瞬時に読み、臆することなく人の懐にスッと入ることができるため、難攻不落とされる得意先の年長者からも好かれるなど営業成績は常にトップ。会社では完璧な男だ。だが、凪に対しては恐ろしく不器用で、感情に言動が伴わず、人生リセットを決断した凪を心配するも、その言動で余計に嫌われてしまう。

 『カルテット』(2017)以来2年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる高橋は、今回の役どころについて「僕が演じる慎二という役は、とても空気が読める男。人にこういう風に思われたいとか、うまく空気を読みながら生きているのですが、恋人に対しては不器用に過剰になってしまうところはとても共感できますし、同時に人間味を感じて愛らしいと思ったりもします」と話す。

 さらに高橋は、本作の見どころについて、「全体を通して恋愛の描写も多くあるのですが、それだけに重きを置いているわけではなく、人と人との関わりが根底にある物語だと思います。必ず共感してもらえるキャラクターがいると思いますので、それぞれに感情移入して見ていただくのもいいですし、『人間ってみんな大差なく滑稽なんだよな』と見ていただくのもいいかと思います」としている。

 金曜ドラマ『凪のお暇』はTBS系にて7月より毎週金曜22時放送。

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