恐竜と素手で戦う! “霊長類最強”スキンヘッド現る『アイアン・スカイ』本編

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月面からナチスが侵略してくるSFアクション『アイアン・スカイ』の7年ぶりの続編となる映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』より、本編映像が解禁。ブラジリアン柔術の黒帯選手として活躍し、史上最速でワールドチャンピオンに輝いた実績を持つスキンヘッドの新人俳優キット・デイルが、素手で恐竜と戦う映像が収められている。
【写真】突っ込みどころ満載の『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』フォトギャラリー
本作は、月の裏側でナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという奇想天外な設定とブラックユーモアあふれる内容、迫力のバトルシーンなどで脚光を浴びた2012公開の映画『アイアン・スカイ』の第2弾。
前作から30年後、人類はナチスが月面に作った基地で生き延びていたが、エネルギーが枯渇し絶滅の危機を迎えている。機関士のオビ(ララ・ロッシ)は荒廃した地球の深部に新たなエネルギー源があることを知り、人類を救うため、誰も足を踏み入れたことのないロスト・ワールドへと旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界で、彼らは人類絶滅を企て、恐竜と共に地底から攻めてくる。
ジェイソン・ステイサム、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ブルース・ウィリスなど、アクションスター=スキンヘッドという方程式が成り立ちそうなほど近年躍動するイケおじスキンヘッド俳優たち。そんなスキンヘッド界に超新星として現れたのがキット・デイルだ。オーストラリア出身のキットは本作で長編映画デビュー。かつてブラジリアン柔術の黒帯選手として活躍し、4年間のトレーニングを経て2013年に史上最速でワールドチャンピオンに輝いた実績を持つ、“霊長類最強”と称される男だ。
キットは本作で、元月面ナチスの隊員で筋肉バカのマルコム役を演じる。解禁された映像は、オビ、サーシャ(ウラジミル・ブラコフ)、マルコムの3人が、ロスト・ワールドに降り立つも、ヴリル協会に追われ岩壁を登るしか逃げ道はない危機的な状況からスタート。
次いで、マルコムが岩壁をよじ登る2人に「先に行け! ここは任せろ!」と勇ましく告げ、素手で恐竜に立ち向かう。ヴリル人の手綱から解き放たれたラプトル2頭が襲いかかるが、マルコムはラプトルの顔面に気合のこもったパンチラッシュをお見舞い。さらに、一本背負いでキメにかかるマルコムだが、あっという間にマウントを取られて絶体絶命の状況となったところで映像は終了している。霊長類最強の男が繰り広げる、命がけの戦いの行方やいかに。
映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は7月12日より全国公開。