アントン・イェルチンの遺作『サラブレッド』公開決定 注目若手女優競演のサスペンス
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2016年に不慮の事故により27歳の若さで死去した俳優アントン・イェルチンの遺作となる映画『Thoroughbreds（原題）』が、邦題を『サラブレッド』として9月27日に公開されることが決定した。
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本作は、サンダンス映画祭観客賞を始め、ゴッサム賞脚本賞やインディペンデント・スピリット賞新人脚本賞など、インディペンデント作品を対象とする映画賞に多数ノミネートされたスタイリッシュ・サスペンス。ニューヨークで演出家・劇作家として活躍し、本作がデビュー作となるコリー・フィンリーが監督と脚本を手掛ける。
長年疎遠だった幼なじみの少女アマンダとリリーは、コネティカット州の郊外で再会。鋭いウィットを磨いて強烈な個性を育んだアマンダは、そのせいで社会からのけ者にされていた。一方、上品で洗練された上流階級のティーンエイジャーに成長したリリーは、名門校に通いながら一流企業でのインターンも経験していた。
全くの正反対に思えた2人は、リリーが抑圧的な継父を憎んでいると発覚した事がきっかけで心を通わせていくが、友情が深まるにつれて互いの凶暴な性格が顔を出し始める。やがて、2人は自分達の人生を軌道修正するため、ドラッグの売人ティムを雇い、継父の殺害を依頼するが…。
アマンダ役を、スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』（2018）でヒロインを務めた女優オリヴィア・クック、リリー役をM・ナイト・シャマラン監督作『スプリット』『ミスター・ガラス』に出演した女優アニヤ・テイラー＝ジョイが演じる。そして、『スター・トレック』シリーズで一気にブレイクしたものの、本作が遺作となったアントンはティム役を務める。
本作は公開に先駆けて、渋谷シネクイント1周年を記念して行われる「樽出し生映画祭」にて、8月24日に先行上映されることが決定している。
映画『サラブレッド』は9月27日より全国公開。
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