『ライオン・キング』世界の歌姫ビヨンセのコメント初解禁! 特別映像公開
往年の名作アニメを“超実写版”としてよみがえらせたディズニー最新作『ライオン・キング』より、ナラを演じる世界の歌姫・ビヨンセのインタビュー映像が初解禁された。インタビューでビヨンセは「愛のために戦う素晴らしさを教えてくれる」と本作について語っている。
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本作は、雄大なアフリカの大地を舞台に、王家の一族に生まれた子ライオンのシンバが自らの運命を受け入れ、“真の王”となる姿を描く。
日本では9日より公開され、週末2日間(土日)で週末初登場洋画No.1となるオープニングを記録した。公開から2週目を迎えた19日時点で、国内興行収入は33億5435万円、動員は236万人を突破。週末動員ランキング1位に輝き、見事”キング”の座を飾った。
公開されたインタビュー動画には、ジョン・ファヴロー監督と、5曲をプロデュースしたファレル・ウィリアムスの様子に加え、ナラを演じるビヨンセのインタビュー映像が含まれた。
まずはジョン監督が「作品全体で音楽が重要なカギを握ってる」と語り、続けてファレルが「どの曲にも意味がある、ムダな曲は1曲もない」と力説する。現在までに数えきれないほどのヒット曲を生み、グラミー賞の最優秀プロデューサーにも3度輝いている、世界を代表するアーティストのファレルは、「王様になるのが待ちきれない」や「ハクナ・マタタ」などを手掛け、いままでに愛されてきた曲の魅力を残しつつも、さらに磨きをかけ、新たに時代を超えて語り継がれる楽曲を生み出した。それを証明するように、ジョン監督は「過去の作品を尊重しつつ、新しい息吹を吹き込みたかったんだ。ファレルとビヨンセの参加で成功を確信したよ」と付け加えている。
そして、力強く美しい歌声を鳴り響かせている歌姫ビヨンセが登場。「監督が大事にしたのは、ナラも他のみんなもヒーローだってこと」と語り始める。ビヨンセは雄大で力強い新曲「Spirit」から、主人公シンバの声を務めるドナルド・グローヴァーとのデュエットによりシンバが抱く葛藤とナラの愛情が美しく奏でられた「愛を感じて」などを担当。「ビヨンセがナラを演じてキャラクターの持つ意味が大いに広がった」というファヴロー監督の言葉通り、本作においてビヨンセの存在がナラ、そして作品をよりパワフルなものへと仕上げている。
これらひとつひとつの音楽により、主人公のシンバだけではなく、一人一人のキャラクターが作品の中でより大きな存在となっている本作。ビヨンセが「愛のために戦う素晴らしさを教えてくれる」と感心するような、壮大で人々の心を打つ新時代の『ライオン・キング』が完成した。
映画『ライオン・キング』は公開中。