今泉力哉監督最新作『街の上で』、主演に若葉竜也
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映画『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉⼒哉監督の⻑編最新作『街の上で』の主演を、俳優の若葉竜也が務めることがわかった。若葉は本作が単独初主演作となる。
【写真】『街の上で』主演に決まった「若葉竜也」フォトギャラリー
本作は話題作を立て続けに発表する今泉監督が、オール下北沢ロケで挑んだオリジナル脚本作品。共同脚本を大橋裕之が務める。今泉監督と若葉は『愛がなんだ』以来2度目のタッグとなる。
下北沢の古着屋で働く荒川青の（若葉）のもとに「自主映画への出演依頼」という非日常的な依頼が舞い込む。荒川の“いざ出演することにするまで”の流れと“出てみたもののそれで何か変わったのかわからない”数日間、さらに、その過程で出会う女性たちを描く。
今泉監督が街を舞台にした映画を企画しているという噂を耳にして「へー。どんな映画だろ？ 誰がやるんだろーと、完全に他人事でした」という若葉。彼の元に本作の企画書が届いたときには「ラブレターをもらった気持ちです」とコメントしている。「というわけで、今泉力哉監督と小さな街を舞台に映画をつくりました。溢れ落ちそうな生活の粒を丁寧に切実に、1カット1カット撮影しました。面白い映画になったと思います」と自信をのぞかせた。
なお本作は、「第11回下北沢映画祭」のプログラムの一環で、10月13日にプレミア上映を予定。そして映画の完成、および国内外での上映に向けたクラウドファンディングも実施される。
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