木村拓哉『教場』、小日向文世&光石研らベテランキャスト発表

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木村拓哉が警察学校の教官役で主演を務める、2020年新春放送のスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)より、俳優の小日向文世や光石研ら、木村演じる風間公親を支える7名のベテランキャスト陣が発表された。
【写真】ドラマ『教場』発表されたベテランキャスト陣
長岡弘樹の警察小説『教場』シリーズを初めて映像化した本作は、警察学校が抱えるリアリティーを描くエンターテインメント・ミステリー。脚本は『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一。演出を、木村とは『若者のすべて』(1994)、『眠れる森』(1998/主演)、『プライド』(2004/主演)などでタッグを組んできた中江功が手がける。
今回発表された7名は、警察学校の教官や事務員、生徒の親などを演じる。すでに生徒役として工藤阿須加、川口春奈、林遣都、三浦翔平ら、多数の若手俳優たちが名を連ねているが、今回は一転、ベテラン勢のキャスト陣となった。
小日向は、本作の舞台となる神奈川県警察学校の学校長で風間(木村)を陰で支え、唯一風間の過去を知る四方田秀雄を、光石は、風間の生徒・平田和道(林)の父親であり、現役警察官の平田国明を演じる。そのほか、副教官の服部京子を佐藤仁美が、同じく副教官の須賀太一を和田正人が、風間の生徒・樫村卓実(西畑大吾)の大学の先輩で、横須賀白澤署の警察官・尾崎賢治をお笑いコンビNON STYLEの石田明が、警察学校の事務員の小野春江を高橋ひとみが、警察学校の教官・植松貞行を筧利夫がそれぞれ演じる。
これまでも木村との共演経験がある小日向は「今回の現場での木村君は今まで見たことのない木村君で、とても新鮮でした」と語り、生徒役の若手役者陣については「本当に警察学校の生徒だと思ってしまうくらい必死に警察訓練を受けて臨んでいる」と感心した上で「常に緊張感をもって真剣に演じているので、見ごたえのある作品になるのではないかと思っています」と期待を込めた。
光石は中江監督について「業界でも有名なこだわりの方ですが、本当に優しく、まずは役者の気持ちを1番に優先してくれる方」と評した上で「ワンシーンワンシーン納得のいくまで、ディスカッションしながら撮ってらっしゃいました」と振り返る。若手キャストの工藤と林には「ここ最近の伸びたるやすごい事に。本当に刺激になりました!」と感心しきりだった。
フジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、フジテレビ系にて2020年新春に2夜連続放送。