『ゾンビー日本初公開復元版ー』主演俳優ら来日＆イベント登壇決定！ 新カット解禁
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ジョージ・A・ロメロ監督によるホラー映画の金字塔『ゾンビ』の日本初公開版を復元した『ゾンビー日本初公開復元版ー』の公開に合わせ、主演を務めたケン・フォリーとゲイラン・ロスが来日し、公開前日の11月28日に開かれるプレミア上映会に登壇することが決定した。併せて、新たな場面写真も解禁された。
【写真】『ゾンビー日本初公開復元版ー』新公開カット
1979年に日本で初公開された『ゾンビ』本編は、ヨーロッパ配給権を得たダリオ・アルジェントが監修を務めたものに、当時の日本の配給会社が“ゾンビ”発生の説明を加え、当時の基準では過激だった描写に独自の編集を施したバージョンだが、これまで配信はおろかソフト化もされていなかった。そこで、日本初公開から今年で40周年を迎えるのを機に、幻のバージョンの復元と劇場公開を目指すクラウドファンディングが6月に始動。スタートから14日間で当初の目標額を達成して全国公開が決定し、最終的には700名以上のサポーターの支援により、達成率は211％を記録した。
惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が“ゾンビ”として復活。その群れは生者に襲いかかり、かみつかれた者もまたゾンビへと変ぼうする。テレビ局員のフラン、彼女の恋人スティーヴン、そしてSWAT隊員のロジャーとピーターはヘリコプターで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼らはモール内のゾンビを排除したが、物資を狙う暴走族の一団が扉をこじ開け乱入してきた。ゾンビ、暴走族、フランたちの三つどもえの殺りく戦がはじまり、血しぶきが壁を染め、肉塊が床を埋め尽くす。
本作でフォリーはSWAT隊員ピーター役、ロスはテレビ局員フラン役をそれぞれ務めた。2人が登壇する上映イベントは、11月28日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷でのプレミア上映会で、18時30分の回の上映開始前に開かれる。2人のほか、映画評論家の江戸木純氏、『ゾンビ』研究家のノーマン・イングランド氏、映画ライターの山崎圭司氏が登壇する予定。
プレミア上映会はクラウドファンディングのリターンのひとつとして、サポーターを招いて開かれるものだが、同イベントの一般チケットも同劇場公式サイトにて10月31日19時より数量限定で発売される。
また、本作公開を前に、『洋泉社MOOK 別冊映画秘宝 決定版ゾンビ究極読本』が洋泉社より11月18日に刊行されることも決まった。イベントにも登壇するイングランド氏の監修のもと、識者陣によって“ゾンビ”が徹底に語り尽くされる1冊となっている。
映画『ゾンビー日本初公開復元版ー』は11月29日より全国順次公開。
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