白石麻衣、乃木坂46卒業のきっかけは出演映画「つながるものあった」

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乃木坂46からの卒業を控える白石麻衣が29日、都内で催された映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の完成披露舞台あいさつに登壇。グループ卒業のきっかけに本作の撮影があったと明かし、「これからもたくさん演技がしていきたいなと思う」と今後に思いをはせた。
【写真】白石麻衣、千葉雄大&成田凌とそろって登場
本作は、北川景子主演のサイバー・ミステリー映画『スマホを落としただけなのに』(18年)の続編。前作で事件を解決に導いた加賀谷学(千葉雄大)が、恋人・松田美乃里(白石)が巻き込まれた新たな事件を解決すべく、自身が逮捕した獄中にいる連続殺人事件の犯人・浦野善治(成田凌)と禁断のタッグを組む。
今回のイベントには千葉や白石、成田のほか、鈴木拡樹、井浦新、中田秀夫監督が出席した。
前作に続いて出演した千葉は、第2作目について「まさに『まさかの』という感じ。本当にビックリしました」と率直な思いをコメント。今回主演を演じるにあたって「皆さんを引っ張っていく心づもりで現場に臨んだ。ブイブイ言わせていました」とほほ笑んだ。
白石は「私事ですが…」と前置きして「先日グループ(乃木坂46)からの卒業を発表させてもらいました。ちょうど去年の夏頃、撮影していた時期に、卒業を悩んでいました。でもこの作品にかける思いが、私はすごく強かった。とにかくこの作品に全力で、全部を出し切っていこうと思った。撮り終わったときに、何か卒業とつながるものがあって、今かな、と思ったので発表させて頂きました」と告白。
つづけて「この作品でたくさん勉強になったことがありますし、自分の成長にもつながりました。この作品に出会えてうれしく思っています」とニッコリ。「お芝居のお仕事好きですし、これからもたくさん演技がしていきたいなと思う」と女優業への思いをにじませた。
前作では、目を大きく見開く演技などが「怪演」と評判になった成田。ジョークを交じえて「前作では大変ご迷惑おかけしました。本作でも大変ご迷惑をおかけしようと思っています」とあいさつした。
すると横の井浦が「(前作は)成田くんの演じた浦野の芝居が本当に気持ち悪いなと思って見ていた」とイジり、自身も「成田くんのキモい系俳優にどこまで近づけられるか。(成田と)キモい対決したいなぁと思った」と述べ、成田や観客の笑いを誘った。
イベント後半には、本作を観る前の観客らに向けて、本作の黒幕「M」は自分である、とプレゼンするゲームを男性キャスト陣が実施。成田らが熱のこもったプレゼンを展開する中、千葉も力説して「役を降りても、誰よりもこの中で二面性があるのは…僕です!」と甲高い声で宣言した。
同ゲームの判定を任された白石は、最もプレゼンが優れたキャストに千葉を認定。千葉は「自分でもビックリしました」と顔をほころばせていた。
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は、2月21日より全国公開。