森山未來、崖っぷちボクサーに 北村匠海&勝地涼とリングで対決

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AbemaTVが開局以来初めて手掛ける映画『アンダードッグ』に、俳優の森山未來が主演し、北村匠海、勝地涼が共演することが発表された。
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本作は、スターダムに駆け上がっていく選手たちの陰で、“咬ませ犬”として踏み台にされながらも這い上がろうともがく崖っぷちのプロボクサーの姿を描く熱い人間ドラマ。主人公・末永晃を森山が演じ、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』や、映画『百円の恋』の武正晴監督がメガホンをとる。タイトルの「アンダードッグ」とは、“咬ませ犬”を意味する。
ボクサー役初挑戦となる森山は、撮影が始まる半年以上前から本格的なボクシング練習を開始し、現在では武監督が「もはやプロボクサーにしか見えない」と語るほど、動き、肉体共に鍛え上げているという。北村は、児童養護施設で育った経歴を持つ成長著しい若手ボクサー・大村龍太に扮し、勝地は、テレビ番組の企画でボクシングに挑戦する鳴かず飛ばずの芸人ボクサー・宮木瞬を演じる。北村、勝地共に森山とリングで対決する役で、2人もまた、森山に負けじとボクシング練習を重ねている。
スタッフには、映画『百円の恋』以来、再びボクシングを題材にした作品に挑む武監督に加え、同作で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳がオリジナル脚本を手掛ける。その他、プロデューサー、音楽、撮影、照明、美術など『百円の恋』の製作チームが再集結する。
森山は、「リングに倒れたまま、そこを降りることも立ち向かうこともできず、身動きのとれない男。意識はあるのに動けない。満たされない心だけがふらふらとさまよう。それでもいつかは立ち上がらなければならない。負けを自覚して、そこから前に進む道もあるのだと思います。お楽しみに」とコメント。北村は自身が演じる龍太について「共にぶつかり、共に立ち上がり、共に成長出来たらいいなと思います」、勝地は「芸人として才能がないことを分かっている男が、ボクシングと出会い、芸人としてどう輝くのかという所を大事に演じていきたいです」と意気込みを語った。
『アンダードッグ』は、2020年冬に公開および「AbemaTV」プレミアム会員向けに配信。