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アジア系初ゴールデン・グローブ主演女優賞受賞の感動作『フェアウェル』日本版予告

映画

 第77回ゴールデン・グローブ賞にて、主演のオークワフィナがアジア系女優初の主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞する快挙を成し遂げた映画『フェアウェル』より、日本版予告が解禁された。祖母のためについた優しい“嘘”をめぐり、葛藤する家族の姿を収めている。

【写真】「オークワフィナ」フォトギャラリー

 本作は、“2019 年に注目すべき監督10人(バラエティ誌)”に選ばれた中国系アメリカ人のルル・ワン監督自身の実体験から生まれた、心温まる家族の物語。家族の在り方とそれぞれの生き方をリアルに、細やかに描く。

 2019年1月にサンダンス映画祭で行われたワールドプレミアをきっかけに数々の映像会社が争奪戦を繰り広げ、映画『ルーム』『ムーンライト』など数々の話題作を手掛けた気鋭スタジオ「A24」が配給権を獲得。同年、全米でわずか4館の公開でのスタートにもかかわらず口コミで感動の輪が広がり上映館数が飛躍的に拡大、3週目にはトップ10入りを果たすという異例の大ヒットを成し遂げた。

 祖母を愛してやまない主演の孫娘ビリー役を映画『オーシャンズ8』『クレイジー・リッチ!』のオークワフィナが務め、ビリーの父親ハイヤン役には『ラッシュアワー』シリーズや実写映画『ムーラン』にも参加したツィ・マーが扮する。そして、中国で最高レベルの演技者だけに授与される「国家一級演員」にも選ばれた実力派女優チャオ・シュウチェンが、祖母ナイナイ役を演じる。

 ニューヨークに暮らすビリーと家族は、ガンで余命3ヵ月と宣告された祖母ナイナイに最後に会うため中国へ帰郷する。家族は、病のことを本人に悟られないよう、集まる口実としていとこの結婚式をでっちあげる。ちゃんと真実を伝えるべきだと訴えるビリーと、悲しませたくないと反対する家族。葛藤の中で過ごす数日間、うまくいかない人生に悩んでいたビリーは、明るく愛情深いナイナイから生きる力を受け取っていく。ついに訪れた帰国の朝、彼女たちが辿り着いた答えとは…?

 今回解禁された予告編は、アメリカ育ちのビリーが、余命宣告をしないという中国の文化に戸惑う姿を収めたもの。「告知すべきよ」と訴えるビリーに医師は「これは良い嘘です。中国ではほとんど告知しません」と告げ、家族は「命は自分のものだと思ってるだろ?東洋と西洋では違う。自分だけの命じゃない。家族みんなの命だ」と語る。最後はビリーが涙を浮かべながら「これは正しいのか?って、いつも悩んでる」と訴える場面に続き、祖母ナイナイが名残惜しそうに手をふる姿で幕を閉じる。

 ポスタービジュアルは、真ん中に笑顔で座るナイナイと、それぞれ不安な表情で祖母に目を向ける家族の姿を捉えたもの。ビリー演じるオークワフィナのふてくされた表情も印象的だ。祖母に宣告された余命を隠す家族と、真実を伝えてしっかりとお別れを言いたいビリー。両者の葛藤が伝わるような、暖かい色味で包まれたビジュアルとなっている。

 映画『フェアウェル』は4月10日より全国公開。

映画『フェアウェル』日本版予告

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